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齊藤京子&水野美紀が“同一人物”役でW主演  齊藤「信じられない気持ちでいっぱい」 水野「もうSFだなと思いました」【インタビュー】

齊藤京子(左)と水野美紀 (C)カンテレ

-お2人は同一人物であり、全身整形により年齢を偽って容姿を変える役どころですが、役衣装やヘアスタイルの面でこだわったことはありますか。

水野 私は設定が55歳の役ですが、衣装合わせのときに監督がものすごい特殊メークで私の顔を老けさせようとしていて(笑)、用意された衣装が70代の私の母親でもまだ着ないような衣装だったので「今の55歳はまだこの洋服がどこに売っているのかを知りません」と監督に伝えて。監督が考える55歳と自分が考える55歳をすり合わせる作業から始まって、地味過ぎず若過ぎず、双方が納得の行く中間地点の衣装に決まりました。

齊藤 私は整形した後の姿の役ということで全てが美しくなければならないので、髪型や衣装もより綺麗目に、若く見える衣装を選んでいただきました。私が普段は履かないようなミニスカートの衣装もあるので、この機会に楽しみたいと思います。

-齊藤さんと水野さんは初共演となりますが、お互いの印象を教えてください。

水野 齊藤さんはヒコロヒーさんとのトーク番組の印象があって、トークを回したり、頭の回転が早い賢そうな方というイメージがあります。いろいろなタイプの女優さんがいますが、役に入り込むタイプというよりも、現場で冷静に周りを見て、合理的に立ち振る舞うタイプの方なのかなと思います。

齊藤 そのイメージを崩さないように頑張ります(笑)。私は最初に水野さんとW主演と聞いたときから信じられない気持ちでいっぱいで。水野さんはテレビでずっと拝見していた大先輩ですし、バラエティー番組でも面白い印象があるので、ご一緒させていただけることが光栄ですし、撮影を楽しみにしていました。

-劇中では玲子が整形して生まれ変わりますが、お2人が生まれ変わりたいものはありますか。

 齊藤 女の子って楽しいなと思っているのですが、男性も経験してみたいです。男性は全く違う生き物だと思うので、男友達との会話や、何も気を使わずに「行こうぜ」みたいな雰囲気が楽しそうだなと。男性のファッションも楽しんでみたいです。

水野 生まれ変わったら洋服を作ったり、絵を描いたり、1個のことを突き詰めるクリエーターや、1個のスポーツに打ち込むスポーツ選手をやってみたいです。今は女優業をやりながらプロデュースをしたり、ほかのこともいろいろやっているので、生まれ変わったら1つの職業を生涯貫くことをやってみたいです。

-最後に本作の注目ポイントを教えてください。

水野 復讐劇では珍しくスカッとできる作品なので、そこを楽しんでほしいです。

齊藤 水野さんと私が同じ役というのを忘れずに見ていただけたらうれしいです。見た目は違うけれど心は同じで、向かっている先も一緒なので、映像で見ると混乱することがあるかもしれませんが、そこも楽しみながら表面だけではないところも見ていただきたいです。

 ドラマは、107日よる1115分からカンテレ・フジテレビ系で放送スタート(毎週火曜よる11時~放送)。

(取材・文/小宮山あきの)

(C)カンテレ

  • 齊藤京子(左)と水野美紀(C)カンテレ

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