「ぼくほし」“北原”中野有紗が“モラハラ父”に決別宣言 「18歳、大人としての責任を感じた」「過去の自分と重なって泣いた」
磯村勇斗が主演するドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」(カンテレ・フジテレビ系)の第8話が、1日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)
文化祭の準備に励む天文部の生徒たちをサポートするべく、健治は学校へ行く日を増やしたいと久留島(市川実和子)に申し出る。
そんななか、珠々(堀田真由)は高3の元議長団・北原(中野有紗)の様子がおかしいことに気付く。2学期になって学校を欠席することがあり、昼食をとらない日もあるようで、体調が悪そうに見えたのだ。
するとその矢先、北原の父親を名乗る人物から、娘に会わせてほしいと学校に電話が。実は、北原の両親はケンカが絶えず、財力がある父親が母親を侮辱し、尊厳を傷つけるような発言をするため、北原が母親を説得して妹と3人で家を出たのだという。生活は苦しいが、元の生活に戻る気がない北原は、父・亘平(神尾佑)に会うことを拒否。親の離婚に悩む北原は、山田(平岩紙)や健治に助けを求める。
健治は、本人が拒否している以上、きちんとした根拠があれば学校が父親に会わせないと判断することも問題ないと助言するが…。

(C)カンテレ
終盤では、文化祭当日に学校に乗り込んできた亘平と北原が対峙する展開に。北原は「今、私はお母さんを支えたい」と告げるが、亘平は「無理だ。母子家庭なんて転落人生の始まりだ」と言い放つ。しかし、北原は「私はお父さんとは別の道を行く。それが今の世界でできないのだとしたら、いつか私がそういう世界を作りたい」と宣言し、涙を流しながら父親に感謝と別れを告げた。
放送終了後、SNS上には、「父親と決別する18歳の北原さんがカッコ良かった。北原さんの言葉に大人として責任を感じた」「北原さんの話は、過去の自分と重なるところがあって
泣いてしまった」「お父さんと対面した時の北原さんの言葉に涙が出た。18歳、大人って何だろう? というテーマを考えるいい機会になった」「不条理な大人を前に、それでも世界を諦めない若者の小さくて確かな光。その光に触れて成長していく健治。皆を応援したくなった」などの感想が投稿された。
また、「ドラマの制作者や監督は、丁寧にドラマを紡いでいて、すごくいい」「白鳥さんの常識を覆す視点で、教科書にはない『校則』を毎週発見できるのが楽しい」といった声も寄せられた。

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