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Classic Movie Readingの第5回「カサブランカ」を上演  廣瀬智紀、有沙瞳、鍵本輝ら注目メンバーが出演

 シリーズ最新作は、かの名作「カサブランカ」が登場する。

 世界で語り継がれているような名作映画を朗読劇にして、名作の魅力に再び焦点を当てるプロジェクト「Classic Movie Reading」。2023年11月に第1回目として「ローマの休日」と「自転車泥棒」を上演したのを皮切りにシリーズ化。以降、「風と共に去りぬ」「若草物語」を上演しており、第4回ではシリーズ初となる邦画、小津安二郎監督の傑作「東京物語」を上演して好評を博した。

 そしてシリーズ最新の第5回となる今回は、ハンフリー・ボガート×イングリッド・バー グマン共演の永遠のラブ・ストーリー「カサブランカ」に決定。9月6日(土)~9月7日(日)に、東京・銀座博品館劇場で上演する。

 脚本を担当するのは、自らが主宰する演劇ユニット「劇団東京都鈴木区」で脚本・演出を務め、近年では2.5次元舞台や朗読劇の脚本・演出のほか、TVアニメのシナリオにも携わるなど注目の劇作家・鈴木智晴。演出は栗山民也演出作品に演出助手として「スリル・ミー」「デスノートTHE MUSICAL」(韓国公演)「アンナ・クリスティ」などに参加し、2020年ベニクラゲproject「極めて家庭的に」をきっかけに演出家としても活動している坪井彰宏が担当する。

 注目のキャストは、主演のリック・ブレイン役に廣瀬智紀、イルザ・ラント役に、元宝塚歌劇団の娘役スターとして活躍した有沙瞳、ヴィクター・ラズロ役には3人組ダンスボーカルユニット「Lead」の鍵本輝が名を連ねる。さらに、ハインリヒ・シュトラッサー役に川上将大、ギレルモ・ウガーテ役に広井雄士、ルイ・ルノー役にコウガシノブら実力派の顔ぶれが脇を固める。そして、ボーカルトレーナー、作詞作編曲家である奥村健介がサム役、兼ピアニストとして生演奏も披露する。

 演出の坪井と、主演の廣瀬をはじめとするキャストが、公演に向けた思いを語ってくれた。

▢演出家:坪井彰宏コメント

 映画『カサブランカ』を朗読劇として演出する事が決まってから、マザー・テレサの「愛の反対は憎しみではなく無関⼼である。」という⾔葉が頭から離れないのです。物語の設定である1942年ナチスドイツの占領下で、傷つき苦しめられる他者に対して無関⼼でなく、愛することを求め続けた人間たちの声を届けたいと思います。

▢主演・廣瀬智紀コメント

 私のカサブランカとの出会いは大学の講義でしたが、今この歳になり改めて見ると、登場人物の心情一つとってもこうも印象は変わるものかと楽しくなっております。果たしてそれは私が大人になったからなのか笑。それはさておき、この映画史に残る名作をお届けできることに身震いしております。役を深め、しっかりとリックの生きざまを表現できるよう頑張ります。どうぞお楽しみに。

 

▢有沙瞳コメント

 前回、若草物語で初めて朗読劇に挑戦させていただきました。2度目のClassic Movie Readingとなりますが、皆さんに作品を楽しんでいただけたらうれしいです。

▢鍵本輝コメント

「カサブランカ」という不朽の名作に携われる喜びと重みを感じながら、ラズロという人物の信念や魅力を、一つ一つの⾔葉に込めて伝えていきたいと思います。

 チケット(全席指定・税込み)は、特典(オリジナルミニフォトブック)付き9900円、一般9000円。一般販売は8月9日(土)10時より。オフィシャル先行販売、プレイガイド先行販売(ともに抽選)あり。

 チケットの取り扱いなど詳細は、公演公式サイト より。

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