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MD長崎(2年連続2回目)

 長崎県サッカーリーグ1部7連覇中の社会人チーム。メンバーは20代の会社員や公務員が多い。県選手権決勝で長崎総合科学大学に1-0で競り勝ち、2年連続2回目の出場を決めた。

 決勝のフォーメーションは4-1-4-1。先制点を挙げたFW上野周平は186cmの長身でスピードがあり、ポストプレーもうまい。突破力があるFW深町浩之、馬渡公宏、キックの精度が高いMF上田啓太、風浦大輝らが好機をつくり、連動したパス回しでゴールに迫る。

 守備はDF中原智央、有川貴裕、GK東川陸らが中心。チーム全体でプレスを掛け続けるスタイルを築いてきた。DFラインと中盤の間に位置するアンカーに福田健人を配置し、早めにピンチの芽をつむ。

 前回は初戦で当時J3の大分トリニータに敗れた。サンフレッチェ広島ユース出身で選手兼任の安武亮監督は「守備から流れをつくって1勝したい」と意気込む。

 

(長崎新聞)

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