
富山新庄クラブ(3年連続3度目)

3年連続3度目の天皇杯出場となる。第17回富山県サッカー選手権の決勝では、ライバルのヴァリエンテ富山を1ー0で下した。
クラブは1968年、富山市新庄中学校のサッカー部OBらが設立した。現在はJ2カターレ富山の前身チームであったYKK APとアローズ北陸の元選手が主力を担い、近年はカターレの引退選手を加えてレベルアップを図ってきた。今季は北信越1部リーグ(8クラブ)に昇格し、7勝2分け5敗で3位の好成績を収めた。
4ー4ー2を採用し、丁寧なパスサッカーを展開する。カターレ出身のMF野嶋キャプテン、MF景山の2人がボランチで並び、攻守の起点となる。スピードのある新加入のMF前野やドリブル突破が特長のMF菊池がサイドから好機を演出。トップの位置には、得点感覚に優れるFW金丸、ポストプレーが持ち味のFW石黒が入る。守備面ではセンターバックのDF金森とDF川野を中心に堅いブロックを張る。
1回戦の大阪代表・関西大戦に勝利すれば、2回戦はJ1ガンバ大阪と対戦できる。イレブンは「J1クラブと良い雰囲気の中で真剣勝負がしたい。1回戦は必ず勝ちたい」と意気込んでいる。(北日本新聞)
