県予選決勝で格上ＦＣ琉球（Ｊ３）を破り、２年連続で代表権を獲得した。後半に退場者を出し１人少なくなったものの、延長後半にＰＫを獲得。決勝点をもぎとり、１―０で劇的勝利を収めた。

　所属する日本フットボールリーグ（ＪＦＬ）では首位争いを繰り広げ、現在３位につけるなど好調を維持している。

　ディフェンスラインを統率するＤＦ藤﨑将汰や中盤を支えるＭＦ冨久田和真、ＦＷ川中健太らがチームの中心に定着。ルーキーのＭＦ小川嵩翔らが加わり、選手層に厚みが増した。

　小野木玲監督が掲げるのは攻撃的サッカー。ボールを保持し、スペースを使いながらゴールへ迫る。複数得点がチームの課題だが徐々に成熟度を高めている。

　昨年の本戦は初戦敗退。主将の藤﨑は「１勝してＪチームへの挑戦権を得たい」と意欲を示した。

（沖縄タイムス）