
鹿児島ユナイテッドFC(5年連続11回目)

果敢にオーバーラップする攻撃重視のスタイルでゴールを狙う。J3リーグの総得点数はリーグ2位の20得点(第12節終了時点)。失点は13と多いが、5位と上位をキープしている。今季から指揮を取る相馬直樹監督の下、選手たちはハードワークを続ける。
攻撃の軸は、181センチのFWアンジェロッティとドリブルが得意のFW福田望久斗ら。DF陣の青木義孝、杉井颯らも前線に駆け上がり、精密なクロスで好機を演出する。最終盤に得点が多いのも魅力のひとつだ。3試合で、アディショナルタイムに得点を挙げた。
鹿児島県代表を懸けた県選手権決勝は鹿屋体育大学と対戦。前半に2点を奪う盤石の試合運びを見せ4―1で勝利を収めた。
天皇杯1回戦は、J2のFC今治と戦う。相馬直樹監督は「格上に挑戦できる機会をもらえた。挑戦心を忘れず戦う」と力を込める。
(南日本新聞)