2014年度 「弁当の日」応援プロジェクト講師派遣助成事業 山口県防府市立右田小学校 開催報告
2014年6月5日(木)山口県防府市立右田小学校のPTAの主催により、竹下和男氏による講演会『弁当の日がやってきた ~お弁当づくりはアドベンチャー~』が開催され、右田小学校の児童、保護者、教職員、約300名が参加しました。
お弁当の作り方の話だと思って参加した方や、軽い気持ちで参加された方もいたようでしたが、講演を聞いて、その内容の奥の深さ、子供に対する愛情に対することまで繋がるとは思わず、感激され、また、児童たちには講演後に学んだことや感想などを書く時間を取ったようですが、紙にぎっしりと文章を書いている子が多かったようです。
そんな右田小学校からの感想の一部をお伝えします。(一部省略、抜粋あり)
【児童より】
・この時間で一番学んだことは、「ぼくたちは神様に命をさずかった」ということです。今まで生きてこられたのは、親のおかげです。これからも、命を大切にすごしていきたいです。
・学んだことは、お母さん、お父さんが一生懸命に育ててくれて、本当に幸せなんだなと思いました。これからは、わたしも育ててくれた親などに感謝して、いっぱいお手伝いをしてあげようと思います。
・先生が言われた人間脳を今のうちに成長させ、大人になって、いっぱい人の気持ちを考えたいです。お弁当の日には、はなちゃんのようにがんばって作りたいです。
・今までぼくは、生きていることがふつうと思っていましたが、そうではないことが分かりました。これからの人生を大切に生きていきたいです。
【保護者より】
・本当に話をうかがえて良かったです。人に喜んでもらえるという脳を育てて、人の痛みが分かる子に食を通してわかってほしい。
・お弁当の作り方だけのお話だと思い参加させていただきましたが、とても奥が深いお話で勉強になりました。 日頃の生活の中で「料理を作りたい」という子供の気持ちを「今急いでいるから」などどさえぎってきたことを後悔しています。食べることの大切さが全てにつながっていると・・・。愛情を持って育てることの大切さを再認識いたしました。
・子供にやらせてかわいそうじゃなく、やらせないからかわいそう、と思います。今日は良かったです。
この講演は地元の多くの新聞取り上げられるなど、防府市内でも「弁当の日」の反響をいただいているようです。地域みんなで取り組んで、少しずつでも広がってくれるといいですね。

