兼松、力の源カンパニーへ国産米と環境価値のインセット供給を実現
顔の見える関係から始まる、新たな国産米の産地づくりと供給モデル
兼松株式会社(以下、「兼松」)は、株式会社力の源カンパニー(以下、「力の源」)へ、あきたのこまち農場(以下、「生産者」)により生産された国産米とその生産過程で創出された環境価値のインセット供給*1を実現しました。今回供給された国産米は、力の源が運営するラーメン専門店「一風堂」の国内一部店舗において提供されています。
本取組みは、国産米の持続可能な調達・供給を目指す力の源と、バイオ炭の農地施用による炭素固定と化学肥料の低減に先駆的に取組む生産者、およびバイオ炭の供給ならびに環境価値の創出を担う株式会社TOWING(以下、「TOWING」)との連携により、実現したものです。
これを機に、4社は、顔の見える取引関係を開始するだけでなく、農林水産省「みどりの食料システム戦略」に基づく取組みの実施・支援を通して、気候変動対策や環境再生型農業の推進に共同で取組み、持続的で安心・安全な国産米の生産・供給体制の構築を目指していきます。
水を張る前の農地にバイオ炭を散布する様子
力の源が運営する「一風堂」の店舗外観
兼松は、中期経営計画「integration 1.1」において、「効率的かつ持続可能なサプライチェーンの変革をリードするソリューションプロバイダー」を目指しています。その主要施策の一環としてGXを推進しています。特に注力している「農業・食品GX」分野では、当社の強みである食のサプライチェーンを活かし、農家、肥料メーカー、飼料メーカー、食肉パッカー、食品メーカー、小売り、外食の皆さまと連携し、様々なGXプロジェクトを推進しています。
※1 国産米と環境価値のインセット供給
水を張る前の農地にJ-クレジット方法論AG-004「バイオ炭の農地施用」に基づき、生産者の圃場でバイオ炭の施用を実施。土壌に固定された炭素量は、TOWINGによってJ-クレジットとして創出され、力の源向けに有償で無効化。これにより、力の源は生産者のバイオ炭導入コストを一部負担し、環境負荷低減の取組みを支援しました。兼松は、生産された国産米のトレーサビリティを確保した上で流通を担い、力の源へ供給しました。本件は、国産米のサプライチェーン内で削減・除去された温室効果ガス排出量を、同一のサプライチェーン「内」で取り込む「カーボンインセット」の概念に基づくものです。
◆ 兼松のカーボンインセットの取組み一覧(プレスリリース)
1.兼松、農業・食品産業における地球温暖化問題の解決に向け 農林中央金庫と連携協定を締結
2.兼松、「サステナブルな豚肉製品」の日本における普及を目指し、 デンマークDANISH CROWN社とパートナーシップ合意書を締結
3.兼松、地球温暖化の解決へ向けて「水田メタン」発生の抑制と、 環境配慮米の普及を目指し、Green Carbon株式会社と連携協定書を締結
4.兼松、グリーン&アグリテックベンチャー企業のTOWINGと共同で、 高機能バイオ炭「宙炭(そらたん)」の国内・米国での普及拡大へ
5.兼松、森永乳業・TOWINGらと共同で、 ブラジル産コーヒー豆の持続可能なサプライチェーン構築へ
6.兼松、名大発グリーン&アグリテックベンチャー企業TOWINGに出資~国内外の持続可能な食料サプライチェーン構築を牽引~
7.兼松、dsm-firmenichと共同で、牛のメタン削減資材を活用した 畜産品の環境負荷軽減の取組み推進を開始
8.兼松、「農業・食品GX」の強化に向け、 インセッティングコンソーシアムに参画
9.兼松、すかいらーくへ国産米と環境価値のセット供給を実現 ~原材料の生産・調達に係るサプライチェーン排出量の削減取組み~
10.兼松、敷島ファーム・dsm-firmenichと共同で、 世界初となる黒毛和牛へのメタン削減資材「ボベアー®」の給与実証を実施
11.食品企業のカーボンインセット戦略 — Scope3削減とサプライチェーン強化を両立する調達モデル – カーボンクレジットジャーナル with Green Carb
12.世界初となる黒毛和牛へのメタン削減資材ボベアー®の給与実証 で生産された環境配慮ビーフを社内カフェで提供 ~商用化に向けたステップ~
【企業概要】
| 商号 | 株式会社力の源カンパニー |
| 設立 | 1986年10月 |
| 代表 | 代表取締役社長 山根 智之 |
| 所在地 | 福岡県福岡市中央区大名一丁目13番14号 4F |
| 事業内容 | 国内の直営飲食店の運営等 |
| ウェブサイト | https://www.chikaranomoto.com/ |
| 商号 | 株式会社TOWING |
| 設立 | 2020年2月 |
| 代表 | 代表取締役 西田 宏平 |
| 所在地 | 愛知県名古屋市千種区不老町1番 国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学インキュベーション施設 |
| 事業内容 |
1.宙炭(そらたん)の製造・販売、導入支援(農地散布向け及び、苗用の培土向け) 2.宙炭の利用量に応じた、カーボンクレジットの代理取得・販売 3.宙炭を利用して生産した作物の販売 |
| ウェブサイト | https://towing.co.jp/ |
| 商号 | あきたのこまち農場 |
| 代表 | 代表取締役 田村 登司 |
| 所在地 | 秋田県南秋田郡大潟村南一丁目18番 |
| 事業内容 | 農作物の生産・販売等 |
【お問い合わせ先】
◆ 協業に関するお問い合わせ:兼松株式会社 GXビジネス推進課
Email: gx@kanematsu.co.jp













