2026年四川甘孜山地文化・観光フェスティバルが道孚県で開催
AsiaNet 201686 (0128)
【甘孜(中国)2026年7月30日新華社=共同通信JBN】7月24日、Ganzi Prefecture Culture, Radio, Television and Tourism Bureau(甘孜州文化・ラジオ・テレビ・観光局)が主催する2026年Sichuan Ganzi Mountain Culture & Tourism Festival(四川甘孜山地文化・観光フェスティバル)が、中国四川省の甘孜チベット族自治州・道孚県の玉科草原で開幕しました。
遊牧文化の公演、無形文化遺産(ICH)展示、民俗風習の体験など、多様な活動を特徴とする今年のフェスティバルは、現代の文化観光の発展を背景に、この地域独自の遊牧文化を紹介します。このイベントには、草原文化の魅力を体験しようと、多くの訪問者が詰めかけています。
開幕式では、玉科草原が壮大な自然の舞台へと生まれ変わりました。地元の牧畜民たちが広大な草原に牛の群れを追い、カム地方の牧畜民の間で古くから使われてきた黒いヤク毛のテントを携え、チベット系牧畜民が家畜の管理に使う伝統的な投石ひものウルダ(urdah)を手に持って登場しました。その光景は、水と牧草を求めて季節ごとに移動してきた、カムの人々の数千年にわたる遊牧生活を生き生きと再現しました。
その後には、重装騎兵と伝説のケサル王騎馬隊による壮大な行列が続きました。伝統衣装をまとった騎手たちが草原を駆け抜け、その姿は勇ましく英雄的な風格をたたえていました。続いて鮮やかな民族衣装のパレードが登場し、チベットの伝統的な手織り毛織物であるプーリュー(pulu)と現代の仕立てによるデザインを並行して披露することで、古くからの文化と現代ファッションの融合を際立たせました。
「遊牧の移動の光景が私の目の前で徐々に展開していくにつれて、久しく失われていた、より素朴な牧歌的生活への憧れが突然私の中に湧き上がってきました」と語ったのは、このイベントのためにわざわざ北京から訪れたというZhangさん。「私たち家族は皆、道孚の草原のライフスタイルがとても好きです。都会では決して体験できないものです」
四川甘孜山地文化・観光フェスティバルは、これまでに7回開催され、いずれも成功を収めています。今年のフェスティバルは7月26日まで開催され、開幕式、甘孜の1000人無形文化遺産(ICH)ライブ配信ショーイベント、ファッションを取り入れた鍋荘(Guozhuang)ガラを含む8つの主要イベントを呼び物としています。さらに、無形文化遺産ワークショップ、地元特産品の展示、地元料理の試食、音楽がテーマのレジャーイベントなど、さまざまな草原マーケット活動が並行して行われており、来訪者に没入型の文化体験を提供します。
このイベントが行われた道孚県は、四川省北西部に位置し、夏の平均気温は約24度です。県内には、ヤラ雪山、墨石公園、玉科草原、雪山の草原地帯、天竜湖(Tianlong Lake)といった自然景観と、カム文化や高原シルクロード(Highland Silk Road)などの文化遺産が卓越した形で融合されています。2021年7月から2026年6月までの期間に、道孚県は累計1041万2300人の観光客を受け入れ、観光収入は約114億5400万元に達しました。
ソース:The Ganzi Prefecture Culture, Radio, Television and Tourism Bureau
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