ILSTCの国際交流・協力調整メカニズムが設立
AsiaNet 201406 (0019)
【重慶(中国)2026年2月10日新華社=共同通信JBN】New International Land-Sea Trade Corridor(ILSTC、新国際陸海貿易回廊)のInternational Exchange and Cooperation Coordination Mechanism(国際交流・協力調整メカニズム)が、地域間の連結性を深化させ、「一帯一路」の質の高い協力を支えることを目的に、2月10日に重慶で正式に発足しました。
このメカニズムは、Foreign Affairs Office of the Chongqing Municipal Government(重慶市人民政府外事弁公室)とPort and Logistics Office of the Chongqing Municipal Government(重慶市人民政府港湾物流弁公室)によって共同で開始されました。ILSTC沿線諸国、主に東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国の大使館および領事館が参加しました。その設立は、この回廊に沿った国際協力が制度化され、かつ定期的に実施される新たな段階に入ったことを示しています。
このメカニズムは、国境を越えたコミュニケーション・プラットフォームとして設計されており、政策調整、経験共有、実務協力に重点を置いています。このプラットフォームを通じて、重慶は ASEAN 諸国との交流をさらに促進し、中国・ASEANのより緊密な運命共同体の構築に貢献していきます。
すべての当事者は、円滑なコミュニケーションを確保するため、ILSTC 国際交流・協力の連絡先リストを作成し、定期的に更新することで合意しました。このメカニズムは、貿易、物流、投資に関する政策や規制を適時に公開および更新することで、情報共有を強化します。また、重要な協力プロジェクトの推進や、回廊の開発と運営における優良事例の共有にも取り組みます。
このメカニズムは、問題解決のためのプラットフォームとしても機能します。国境を越えた事業活動において貿易・物流企業が直面する実務上の問題を収集し、指定の連絡窓口との1対1の個別協議を通じて、物流や貿易のボトルネック解消を支援します。
ILSTC の発起者であり運営調整の中核を担う重慶は、中国中西部の国際交流拠点、そして内陸部の対外開放・協力を先導する区域の構築を加速させています。このメカニズムを主催することにより、回廊建設における重要ハブとしての重慶の役割は一層確かなものになります。
最新のデータによると、ILSTCは現在、中国全土の75都市と164の鉄道ハブを結び、世界の127カ国・地域にある584の港湾へとアクセスしています。
発足式典では、参加者が共同で「Chongqing Initiative on International Exchanges and Cooperation Along the New International Land-Sea Trade Corridor(新国際陸海貿易回廊における国際交流・協力に関する重慶イニシアチブ)」を発表しました。このイニシアチブは、貿易、物流、文化および関連分野での協力拡大と、地域経済統合の促進を呼びかけています。
このイニシアチブは、回廊のサービスネットワークの最適化、通関手続きの効率化、貿易コストの削減、AIやビッグデータの活用促進による運営効率とマネジメントの向上を提案しています。また、回廊建設と環境保護の調和のとれた開発を重視し、地域の持続可能な経済・社会・環境の開発を支援します。
このイニシアチブはまた、多様な交流活動の実施、移動の円滑化、相互理解の深化を通じて回廊沿線における人と人とのつながりを強化するよう呼びかけ、沿線地域のコミュニティーに具体的な恩恵をもたらすことを目指しています。
Foreign Affairs Office of the Chongqing Municipal Government(重慶市政府外事弁公室)の担当者は、今回のメカニズムの設立とイニシアチブの発表は、物理的な連結性から制度面の整合性確保や人的交流へと移行したことを示しており、中国とASEAN諸国の、協議、共同貢献、共同発展へのコミットメントを明示するものだと述べました。
ソース:The Foreign Affairs Office of the Chongqing Municipal Government
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