「ノートン Genie AIアシスタント」新機能発表会
消費者向けサイバーセキュリティーブランドのノートンは18日、東京・上野のesports Style UENOで「ノートン Genie AIアシスタント」新機能発表会を開いた。
生成AI(人工知能)の急速な普及に伴い、サイバー犯罪への悪用が深刻化している。AIが作成した自然な文面を利用したフィッシングメールや、ディープフェイクによるなりすまし詐欺広告、ロマンス詐欺など、手口は巧妙化・大規模化の一途をたどる。
警察庁サイバー警察局が9月18日に公表した「令和7年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」によると、2025年上半期の特殊詐欺被害額は約597億3,000万円で前年同期比62.1%増。過去最悪だった2024年の被害額を上回るペースで推移している。フィッシング対策協議会の報告では、同期間のフィッシング報告件数は119万6,314件に上り、増加が続いている。
発表会では、AI悪用の詐欺手法の解説と、ノートンが高度なAI技術で対抗する新たなセキュリティー機能について説明した。










