「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「三谷幸喜さんの描く喜劇は恐ろしい」「井上順ここにあり。ペーソスあふれる芝居を見せてくれた」
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第6話が、5日に放送された。
脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全員の人生を変えていく様子を描く青春群像劇。(*以下、ネタバレあり)
クベ版「夏の夜の夢」の初日公演を終えたばかりのWS劇場。客席で久部三成(菅田)に声を掛けたのは、日本を代表するシェークスピア俳優の是尾礼三郎(浅野和之)だった。是尾はクベ版「夏の夜の夢」について一定の評価を示す。
その言葉に舞い上がった久部は、是尾を打ち上げ会場へ連れていく。すると、手にメモをもった巫女(みこ)の樹里(浜辺美波)の姿が。樹里のことが気になっている蓬莱(神木隆之介)は樹里を打ち上げに誘う。しかし樹里の目には久部しか映っていない様子。そして、打ち上げ会場には、久部を見る目が変わったリカ(二階堂ふみ)が待っていて…。
放送終了後、SNS上には、「舞台を楽しんだ樹里をとことん追い詰めるリカ。結果的にうる爺(井上順)に大けがをさせる羽目になる大瀬巡査(戸塚純貴)。三谷幸喜さんの描く喜劇は恐ろしい。クスッと笑った後でどさっと落とされる」「次回から二幕って、ひたすら人を追うだけで舞台を見せないのはそういうことか。何を見せるドラマなのかやっと分かってきた」などのコメントが上がった。
また、「樹里とリカのやりとりが怖過ぎた。バチバチの展開になってきた」「4番バッターだらけで打線が組みにくいような感じがする」「久部って、自分勝手だが正義感はあるでもなく…。支離滅裂なところがあってつかみ切れない」「この物語の舞台である八分坂はhappun坂と書くんだね。つまりハプニング続きのドタバタ劇ってことか」などの声もあった。
そのほか、「井上順ここにあり。ペーソスあふれる芝居を見せてくれた」「神木隆之介くんのコメディー力が爆発している。蓬莱の存在が場を和ませる」「生田斗真がまた厄介そうな役で出てきた。もう好きにやってくれ」といったコメントもあった。

(C)フジテレビ














