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「社員の命を守る」地震専用救命アプリ フロムハートが代理店の募集を開始

 防災事業を手がけるフロムハート(高知市)は、地震専用救命アプリ「ジョイント防災」の販売開始に伴い、事業パートナーとなる代理店の募集を始めた。

 アプリは、同社が自社開発したもので、国の定める原子力発電所事故・災害時避難計画とほぼ同一の機能を備えている。また、従来の事業継続計画(BCP)でカバーされていなかった「社員の命を守る」ための対策ツールになるとして販売を決定したという。 

 緊急地震速報をアプリ起動のスイッチとして利用する仕組みを取り入れた。揺れが収まる前に避難場所を自動表示できることから、従来の防災アプリと比べ、30秒以上早く避難行動を開始でき、海溝型や直下型地震の際に発生しやすい「基地局の倒壊で電波が届かず、避難場所を検索できない」という課題を解決する。アプリの操作が不要で、高齢者でも利用しやすい。滞在先が自宅や勤務先以外でも避難ルートを把握できるよう設計されている。

 募集する代理店に対し、契約時に加盟金を徴収するが、2年後に「事業継続が困難」と申し出があれば全額返金する。その理由として「防災事業の社会性を重視し、志を共にするパートナーと長期的に活動していくことを目的としているため」としている。

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