日本学生支援機構ソーシャルボンド:大和証券の窓口で購入・投資表明を実施いただけます
タイトル:日本学生支援機構ソーシャルボンド:大和証券の窓口で購入・投資表明を実施いただけます(法人のお客さま向け)
大和証券株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 荻野明彦、以下、「大和証券」)は、日本学生支援機構(本部:神奈川県横浜市緑区、理事長 吉岡知哉、以下、「JASSO」)が2025年11月に発行を予定するソーシャルボンド(以下、「本債券」)の販売を引き受け、全国の大和証券窓口でご購入いただけることをお知らせいたします。
本債券は、全国の投資家さま(法人のお客さま)がご購入でき、ご購入された投資家さまは、投資表明を実施いただけます。投資表明いただいた投資家さまの名称(法人名)は後日JASSOホームページで掲載される他、投資家さま自身のホームページへのリンクを付すことも可能です。
※投資表明とは、本債券の調達に伴い充当される事業の意義やJASSOの理念等に賛同し、本債券を購入した旨を公表することです。
JASSOは、高等教育を受ける学生に対して適切な修学環境を整備し、豊かな人間性を備えた創造的な人材の育成を図るとともに、国際相互理解の増進に寄与することを目的にしています。その達成のために大きく3つの事業を展開しています。
① 奨学金事業:返還不要の給付型、無利息の第一種貸与型、有利息の第二種貸与型の3種類の奨学金により経済的理由で修学が困難な学生をサポートしています
② 留学生支援事業:外国人留学生の受入れ、日本人学生の海外派遣を支援しています
③ 学生生活支援事業:キャリア教育、就職支援、障害学生支援などを実施しています
また、人材不足が深刻化し、若手人材の確保や離職防止が大きな課題となっている昨今、JASSOは「企業等の奨学金返還支援(代理返還)制度」を課題解決の新たな一手として推進しています。各企業が従業員に対して実施している貸与奨学金の返還残額の一部または全額を支援する取組みで、これまでは各企業から従業員へ支援する方法のみでしたが、令和3年4月より「企業からJASSOへ直接送金する」ことが可能となり、一般企業の他、自治体にも普及しつつある制度です。
【奨学金返還支援(代理返還)イメージ】
出所:JASSO IR資料
JASSOの事業は教育のセーフティネットと位置づけられております。目的達成のため、財政面を中心に国から強力なサポートをうけていることに加え、債券(財投機関債)の発行による市場からの資金調達も実施しております。四半期毎に300億円、年間1,200億円を2年債の発行で調達しており、債券での調達資金は全額奨学金事業の中の第二種奨学金に充当されています。
大学など高等教育に学ぶ学生358万人のうち、109万人がJASSOの貸与奨学金を利用しており、その割合は30.4%です。実に3.3人に1人の学生がJASSOの奨学金を利用しており、SDGs目標4「質の高い教育をみんなに」に資する社会的意義のある債券です。
JASSO債に対して、「教育」という資金使途の分かりやすさや投資意義を好感する声が投資家から多く寄せられています。金利環境も相まってJASSO債に賛同する投資家は年々増加しております。投資家が債券を購入したことを公表し、社会的責任や持続可能性への貢献を明確に対外意思表示することを、投資表明と言います。直近の第80回債(8/20条件決定、9/9受渡し)では新たに99件の投資表明が集まり、累計は1,073件となり、財投機関債随一の投資表明件数を誇ります。
【投資表明件数の推移】
出所:JASSO IR資料より大和証券作成
JASSOは、2025年11月に2年債をソーシャルボンドとして300億円発行予定です。
【2025年11月 発行概要】 ※配信時点の予定です。今後変更となる可能性がございます。
条件決定日 | 2025年10月 |
払込日 | 2025年11月7日(金) |
利払日 | 毎年5月及び11月の各20日(初回利払日:2026年5月20日) ※銀行休業日は前営業日に繰り上げ |
格付け | AA+(R&I)、AAA(JCR)を取得予定 ⇒日本国債と同格付け |
・JASSO(適格性に関する第三者評価、投資表明投資家一覧等)
本債券に関する詳細な情報やご購入に関しては、大和証券の窓口まで、お気軽にお問い合わせください。