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今秋上演するReading Musical「BEASTARS」episode 1のビジュアルを発表&原作・板垣巴留からのメッセージが到着

(C) 板垣巴留(秋田書店)/Reading Musical「BEASTARS」2025製作委員会

 今秋9月~10月にかけて東京と大阪で上演するメインビジュアルと全キャラクターのビジュアルが発表された。

 板垣巴留原作の『BEASTARS』(秋田書店「少年チャンピオン・コミックス」刊)は、「マンガ大賞 2018」第1位にはじまり、 主要マンガ賞4冠受賞。その後、アニメ版では190カ国以上で配信され、人気を博した超話題作。肉食獣と草食獣が生活・共存をする世界を舞台に、全寮制の学校「チェリートン学園」へ通う動物たちの群像劇。人間社会ともシンクロする“葛藤・ 苦しみ・悲しみ”といった情感を、Reading Musical化した本作では「歌と朗読」、「生演奏」、「パフォーマンスとダンス」で鋭く描き出す。新たな『BEASTARS』の世界を、このステージで存分に体感できる。

 本作のキャストは、ハイイロオオカミの少年レゴシ役<歌い手・読み手>を、俳優としてジャンルを超え第一線で活躍し続ける三浦涼介が演じる。そして、学園のカリスマ的存在でアカシカのルイ役に崎山つばさ。作品のストーリーテラーとしての役割も兼ねるラブラドールレトリバーのジャック役に風間由次郎。ドワーフ種のウサギのハル役に、梅田彩佳と真山りかをWキャストで配役。 主人公レゴシと同じ種族ハイイロオオカミのジュノ役を、美弥るりかが演じる。また、本作Reading Musicalでカギとなる各キャラクターの心を表現する<パフォーマー>には、村田充、速川大弥、竹井未来望、MITSUKIといった実力派俳優たちが名を連ねる。

(C) 板垣巴留(秋田書店)/Reading Musical「BEASTARS」2025製作委員会

 本作の脚本は、2022年文化庁芸術祭・演劇部門優秀賞を受賞した西森英行。演出を、話題の作品から ブロードウェイミュージカルまでさまざま手掛ける元吉庸泰が務め、作品を作り上げる。さらに、ミュージカル「イザボー」、「町田くんの世界」、「鬼滅の刃」などの舞台音楽を手掛けてきた和田俊輔が本作での作曲・音楽監督を行い、ヤマザキタケルが本番演奏で参加している。

(C) 板垣巴留(秋田書店)/Reading Musical「BEASTARS」2025製作委員会

 今回発表されたメインビジュアルと全キャラクターのビジュアル。原作者・板垣のビジュアル作成でのポイントは、漫画で大切にしているノワール(黒)という色。その色の世界を各衣装・造形に落とし込み、1つのキャラクターを心情表現する<歌い手・読み手>、そしてそれを体で表現する<パフォーマー>とで構成されるステージということを意識し、打ち出している。

(C) 板垣巴留(秋田書店)/Reading Musical「BEASTARS」2025製作委員会

 ステージで見ることができる映像などでは、ストーリーが進むにつれ、そのノワールが彩られてゆく様子を体感し、観客がイメージできることを具現化することをコンセプトとしている。

 その板垣が、公演へ向けてメッセージを寄せた。「今回また新しい座組で見られること、とてもうれしいです。少なくとも私はリーディングミュージカルって何!? から始まったこの公演ですが、この形が多くの方に見ていただき広まったおかげだと感じています。関わってくださっているヒト科の皆さま、全員に感謝します」

 本作の東京公演は、9月28日(日)~10月2日(木)までシアター1010。大阪公演は、10月11日(土)~10月 13日(月・祝)までCOOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで上演。

 料金は全席指定1万200円(税込み)。チケット販売はオフィシャル先行予約 7月11日(金)18時、一般発売8月30日(土)10時 。詳細は、公式ホームページ:rm-beastars.comより。

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