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守山侍2000(初出場)

 創立から四半世紀で、初の滋賀県代表を勝ち取った。準決勝でJFLのレイラック滋賀FCを2―1で破って勢いに乗ると、決勝は県リーグ1部ヴィアベンテン滋賀に1―0で競り勝った。決勝は相手に押される時間もあったが、井上卓哉監督は「ここまで来たら譲れなかった。我慢強く戦ってくれた」と選手をねぎらう。

 決勝点を挙げたのは、元Jリーガーで昨年現役復帰した彦根市出身のMF荒堀謙次。ピッチ上のまとめ役を担う36歳のベテランは「またあの場に立てることがすごくうれしい」。前線にはMF田中慶吾ら若く勢いのある選手も多い。

 クラブは井上監督が野洲高2年生だった2000年、中学時代の同級生と結成し、22年から関西リーグ1部で戦う。今季は堅守にも磨きを掛けており、MF村田大介主将は「今年は負けないチーム。前線でのアグレッシブな守備を出していきたい」と本戦を見据える。

 

(京都新聞)

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