「サステナビリティレポート 2025」公開~持続可能な社会の実現に向けた活動報告~
2025年5月1日
住友林業
住友林業株式会社(社長:光吉 敏郎 本社:東京都千代田区)は4月30日、持続可能で豊かな社会の実現に貢献する当社グループの活動をまとめた「サステナビリティレポート2025」をホームページに公開しました。
本レポートは投資家をはじめ幅広いステークホルダーに向けて、当社グループのサステナビリティ活動を網羅的に報告しています。
長期ビジョン「Mission TREEING 2030」で特定した9つの重要課題の数値目標に対する2024年度実績および事業と連動した取り組みを紹介。加えて、「飛躍的成長に向けた改革と具現化の3年」を全体テーマに2025年よりスタートした中期経営計画「Mission TREEING 2030 Phase2」(2025~2027年)で掲げた目標の達成につながる取り組みも掲載しています。中期経営計画「Mission TREEING 2030 Phase2」の基本方針である「事業とESGの更なる一体化」の実現に向け、各組織の数値目標を定めた「中期経営計画サステナビリティ編」を策定し、達成に向けて取り組んでいます。
長期ビジョン「Mission TREEING 2030」は事業方針の一つに「森と木の価値を最大限に生かした脱炭素とサーキュラーバイオエコノミーの確立」を掲げ、関心が高まる生物多様性保全などを通じたネイチャーポジティブの実現に向けた情報開示に力を入れています。2024年報告では、TNFD※1提言に沿った自然への依存・影響、リスク・機会をLEAPアプローチ※2で分析し、TCFD※3シナリオ分析を踏まえた全社横断的な課題と対応策を提示。2025年版では、自然関連課題への対応に関する開示をさらに強化してネイチャーポジティブ貢献に向けた社内体制を整え、今後具体的な行動目標を設定・推進していくことを示しています。
■「サステナビリティ レポート 2025」概要
・対象期間:2024年1月~2024年12月
・対象組織:当社と連結子会社および一部の持分法適用会社
・公開方法:住友林業ホームページ(https://sfc.jp/information/sustainability/)にて公開
・第三者保証機関:KPMGあずさサステナビリティ株式会社
・ホームページは場合によっては最新情報を随時更新予定
■冊子版について
・「サステナビリティ活動ハイライト」を、ダイジェスト版冊子として発行(7月予定)
・ホームページ上の詳細情報を紙媒体で必要とされる場合は、PDF版「サステナビリティレポート 2025」をご利用ください(7月公開予定)
・長期的な企業価値向上へ向けた取り組みを報告するため、非財務面の情報を含む統合報告書を発行(6月予定)
住友林業グループはSDGs目標年でもある2030年を見据え、長期ビジョン「Mission TREEING 2030」を策定。長期ビジョンでは「地球環境への価値」、「人と社会への価値」、「市場経済への価値」の視点から9つの重要課題を特定しました。今年が初年度である中期経営計画「Mission TREEING 2030 Phase2」(2025~2027年)では「事業とESGの更なる一体化」を基本方針の1つに掲げています。今後もSDGsをはじめとする社会の期待に応え、企業価値の向上につなげていきます。
※1 自然関連財務情報開示タスクフォース
※2 TNFDが開発した、事業における自然との接点や自然との依存関係、影響、リスク、機会など自然関連課題を評価するための統合的なアプローチ。「Locate:発見」「Evaluate:診断」「Assess:評価」「Prepare:準備」というプロセスで構成される。
※3 気候関連財務情報開示タスクフォース

