2025年大阪・関西万博:ミゼリコルディア大阪が養護施設の子供17人を万博へ
2025年大阪・関西万博:ミゼリコルディア大阪が養護施設の子供17人を万博へ
*慈善団体のFlavio Gori氏がプロジェクトの一環としてイタリアパビリオンを訪問
【大阪2025年8月1日ANSA=共同通信JBN】
トスカーナ州プラート市を拠点とする有力慈善団体Confraternita della Misericordia(Confraternity of Mercy)(慈悲の信心会)の日本支部である「Misericordia Osaka(ミゼリコルディア大阪)」は、児童養護施設で暮らす子供たちのグループを連れて、2025年大阪・関西万博のイタリアパビリオンを訪問しました。
同慈善団体の代表で、Savino Del Bene Japan(サヴィーノ・デルベーネ・ジャパン)の専務取締役も務めるFlavio Gori氏は、このグループには「養護施設であるSan Francisco of Tokyoの子供たち17人」が含まれていたと語りました。
Gori氏は「ミゼリコルディア大阪と子供たちがイタリアパビリオンの美しいものに触れられるようにしてくださった同パビリオンに感謝したいと思います」と述べました。
同氏は、このトスカーナ州信心会の大阪支部は「2013年に生まれ、現在、日本には45人のボランティアが在籍し、老人ホームや児童養護施設で活動しています」と説明しました。
Gori氏は「私たちの働きはとてもシンプルです。私たちは養護施設を訪問し、子供たちと遊び、料理をし、イタリア語を教え、時にはサッカーの試合を企画し、東京だけでなく大阪や日本の他の都市においても慈悲の概念を広めようと努めています」と言いました。
Savino Del Bene Japanの専務取締役であるGori氏は、未来派アーティストUmberto Boccioni(ウンベルト・ボッチョーニ)の彫刻作品「Unique Forms of Continuity in Space(空間における連続性の唯一の形態)」と、アーティストMimmo Palladino(ミンモ・パラディーノ)の彫刻作品「Sant’Elmo(サンテルモ)」の、ローマから2025年大阪・関西万博のイタリアパビリオンへの輸送を監督しました。
ソース:General Commissioner’s Office of Italy for Expo 2025 Osaka