吹田クロス万博でにぎわい 楽しい街づくりへのムーブメントに
大阪府吹田市は9月21日、万博記念公園で「吹田クロス万博」を開催した。快晴の空のもと、大勢の家族連れが、子どもたちによる縁日の出店、人気飲食店がコラボレーションした特別メニュー、アウトドア体験などを楽しんだ。
吹田クロス万博では、吹田市のヒト・モノ・コトを組み合わせ、市民や事業者が主体になったイベントを創出し、新たな街の魅力を発信。会場では、水ヨーヨーなどが楽しめる子供縁日がにぎわったほか、地域の大人たちが協力した吹田のことが学べるゲームや運動会、火おこしに挑戦できるアウトドア体験などもあり、子どもたちが夢中で汗だくになって取り組んだ。
地元の製氷業者が協力した「雪降らし」では、吹田市のイメージキャラクター「すいたん」も登場。集まった人々は飛び散る「雪」を浴びながら、歓声を上げた。地元の飲食店は、1日限定でコラボレーションして、唐揚げやシーフードから、スイーツ、お酒まで多彩な特別メニューを提供した。
吹田市都市魅力部シティプロモーション推進室の山下はるな氏は、「吹田市は転勤族が多く、つながりがなかなか作りにくいが、イベントで楽しんだり、ここから新しいアイデアを見つけてもらうことで、もっと楽しい街にしていくようなムーブメントを起こしたい」と話している。