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山と食と温泉を楽しむ山形県の取り組み 「やまがた やまいく プロジェクト」

 

 日本の平地は国土の3割。残りの7割は山や丘陵地だから、山を楽しめれば日本を楽しみ尽くすことができる。山形県では、登山アプリ「YAMAP」と連携し、登山などの山の利用拡大、自然環境の保全を一体的に展開する新しいプロジェクト「やまがた やまいく プロジェクト」をスタートした。

 山形県は、蔵王山・月山・鳥海山・西吾妻山・飯豊山・大朝日岳と日本百名山に数えられる秀麗な山々に囲まれ、南から連なる米沢・山形・新庄の各盆地と庄内平野を「母なる川」最上川が流れる。県土の7割を占める森林、天然のブナ林の広さや落差5メートル以上の滝の数が日本一など、美しい自然に恵まれている。県では、日本百名山に代表される著名な山、地域に根付き親しまれる里山など、個性豊かな山々の魅力を発信、「やまがた百名山」も選定している。

 そこで、山形県の魅力そのものといえる山をトレッキングや登山で楽しんでもらい、食や体験といった「山の恵み」を満喫してほしいとプロジェクトを企画した。登山アプリ「YAMAP」でのデジタルスタンプラリーでは、山形県にある村山・最上・置賜・庄内の4つの地域ごとに設定した対象の山をアプリを使って登ると、デジタルバッジを獲得できる。また、4地域のうち2地域以上を巡ると、コンプリートバッジを獲得できる。県内8カ所ある景品交換所でスマホのコンプリートバッジを見せると、先着1000人にオリジナルデザインの手ぬぐいがプレゼントされる。ラリーは11月3日(月・祝)まで。

 山の麓には名湯・秘湯の温泉が湧き、季節ごとのフルーツが実る。おいしいものと温泉があれば、登山の楽しみは倍増する。「YAMAP」は電波の届かない山の中でも登山道をナビできる登山GPSアプリ。しっかり計画を立て、装備をチェックして出かけよう。

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