なにわ男子・大西流星「“timeleszのお兄さん”な原くんは印象通り」 timelesz・原嘉孝「流星は優しくてしっかりしてる子」 1月期ドラマでW主演【インタビュー】
なにわ男子・大西流星と、timelesz・原嘉孝がW主演する「東海テレビ×WOWOW 共同製作連続ドラマ 横浜ネイバーズ Season1」が、2026年1月から放送がスタートする。
本作は、令和版『池袋ウエストゲートパーク』として注目を集める岩井圭也氏の小説『横浜ネイバーズ』を映像化。ある事故で父親を亡くし、心に深い影を背負った青年と、そんな彼を見守り続けてきた年の離れた幼なじみの刑事、そして、友人や新たに出会う仲間たち“ネイバーズ”による“未来への希望”を描いたヒューマンミステリー。高卒で無職の青年・小柳龍一(=通称ロン)を大西が演じ、彼を支える兄貴分で人情味あふれる神奈川県警捜査一課の刑事・岩清水欽太を原が演じる。
本作がドラマ初共演となる大西と原に、お互いの印象やドラマの魅力、役作りについて聞いた。

(C)東海テレビ×WOWOW
-本作の出演が決まったときのお気持ちと、ご自身の役柄について教えてください。
大西 最初は原くんと共演するというお話を聞いておらず、僕が行ったことがない横浜の中華街が舞台の作品と聞いて、新鮮なワクワク感がありました。僕が演じるロンくんは、亡くなったお父さんから「人を助ける」「隣人を大切にする」という気持ちを受け継いでいるキャラクターです。事件を解決するときは真っすぐなところがあるのですが、原くんが演じる欽ちゃんと一緒にいるときは甘えたり、チャーミングな面があるので、そのギャップは意識しながら演じたいです。
原 僕は最初に流星と共演すると聞いていて、流星はバラエティー番組の印象でズバズバとコメントを言うイメージがあったので不安があったのですが、実際に会うと優しい子で安心しました。欽ちゃんは過去に警官に助けられた経験があって、そこから「人のために」「助けたい」という思いを根底にもっている人物です。ロンの過去を知る者として、何とかしてあげたいという熱い思いを持っている一面と、心を許したネイバーズのメンバーといるときのリラックスした欽ちゃんの二面性を出せるように演じたいです。
-原作小説を読んだときに、どんなところに魅力を感じましたか。
大西 事件の内容が街中で起こる現代ならではの事件が多いので、共感しやすくて、若者も入り込みやすいストーリーになっているところです。ロンくんが事件を解決しているのは、お父さんから引き継いだ言葉があった上での行動なので、毎話いろいろな事件が起こりますが、ロンくんの気持ちやネイバーズの皆の思いは一貫して変わらないところがすてきだなと思いました。
原 物語の中で身近に感じる問題が多く発生するので、身近な人もこんな一面や裏の顔があるのかと思わされるようなお話です。「あの人は裏があるよね」という言葉はマイナスに捉えられがちだと思いますが、原作を読んで、そうではないと思わされて。誰にでも裏の顔があって、それが見えるか見えないかだけの話で裏の顔はあっていいんだなと思いましたし、むしろ裏の顔が見えたということは、その人に1歩近づくことができたんだなと、深いことを考えさせられました。
-今までは接点がなかったお2人ですが、撮影を進めていくうちに知った新たな一面はありますか。
大西 本読み・顔合わせのタイミングでお会いしたときに、原くんから話し掛けてくださって。“timeleszさんの中でお兄さん的存在な原くん”は、すごく気さくな方という印象でしたが、本当に想像通りでした。お芝居で原くんとご一緒するのは初めてだったので、お芝居するときの表情や熱量が伝わってきて、すごく刺激をもらっています。
原 優しくてしっかりしている子だなと思いました。お芝居や役作りの面でもそう思いますし、僕が現場で誕生日を祝っていただいたときに誕生日プレゼントを買ってきてくれて驚きました。そういうことを当たり前にしてくれますし、スタッフさんに対する礼儀もしっかりしていて、これまで苦労して(芸能界で)生き抜いてきた背景が見えました。

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-今、お互いに知りたいことはありますか。
大西 原くんとお話をする中で、僕の呼び名は決まって「りゅちぇ」と呼んでもらえることになったのですが、僕はまだ「原くん」と呼んでいるので原くんの呼び名を決めたいです(笑)。メンバーの藤原丈一郎は「原ちゃん」と呼んでいるのですが、僕が呼ぶのは違うなと思うので…「原つぁん」って呼びたいな? と思います。
原 ハハハ…本当だな(笑)。流星はグループの中でも、この物語の中でも弟気質な部分があると思うので、自分が兄貴分になる瞬間はあるのかを知りたいです。
大西 あります。僕はプライベートで旅行に行くのが好きなのですが、友達やメンバーと旅行に行くときは飛行機やホテルを決めたり、計画を自分で立てて引っ張るタイプなので「俺について来い!」みたいなゴリゴリの兄貴です。事務所の後輩も大事にしていてコスメをあげたり、ご飯に行ったりしてます。
原 それは意外な一面だね!
-劇中では、亡くなったロンの父親が残した言葉が物語の軸になりますが、ご自身が大切にしている言葉や価値観を教えてください。
大西 僕は「のんき」という言葉が好きで、プライベートでものほほんと生きています。お仕事をする中でもスイッチが入り過ぎて空回りしてしまうことがあるので、緊張する大舞台の前も「楽しみ~」とか言いながら、のんきに過ごすと自分の力が発揮できたりするので、肩の荷を下ろしてスキップするくらいの感覚で過ごしています。
原 言葉ではないのですが、寝不足とか疲れて頭がショートしそうな状態が好きです。寝る時間がないくらい考えることが多いのは幸せなことで、そうなりたいと思って頑張って来ましたし、その状況になったときに燃えてくるものがあります。
-最後にドラマの見どころや意気込みをお願いします。
大西 原くんという頼れる兄貴について行けるワクワク感と、一緒に作品ができる喜びがあります。「横浜ネイバーズ」は事件を解決するスッキリ感も味わえますし、横浜の街の美しさや飯テロ、中華街の温かさも感じられる欲張りなドラマになっています。
原 仲間との関わり合いや絆が1つのテーマになっていて、仲間っていいなと思ってもらえる作品になっています。僕たち俳優陣のリアルな仲の良さも作品の中から感じていただけたらうれしいです。
「東海テレビ×WOWOW 共同製作連続ドラマ 横浜ネイバーズ Season1」は、2026年1月10日23時40分~東海テレビ・フジテレビ系で放送(毎週土曜日23時40分放送)<全8話>。
スタイリスト:池田友紀、ヘアメーク:山本のぞみ、阿部美咲














