福本莉⼦「図書館で勉強を教え合うシーンが好き」 なにわ男⼦・⾼橋恭平「僕もあざとかわいいことをしてみたかった」 WOWOW連ドラ「ストロボ・エッジ」【インタビュー】
福本莉⼦と⾼橋恭平(なにわ男⼦)がW主演するドラマW-30「ストロボ・エッジ Season1」が31日午後11時から、WOWOWで放送・配信がスタートする。本作は、咲坂伊緒氏の⼤ヒット⻘春恋愛漫画を初の連続ドラマ化。主人公の2人を軸に、高校生たちの真っすぐで切ない初恋の気持ちをみずみずしく描いた“本格⻘春ラブストーリー”。原作の名ぜりふや名場面だけでなく、原作の全10巻にわたる物語の魅力を余すことなく丁寧に描く。
本作のヒロイン・木下仁菜子を演じる福本と、仁菜子の初恋の相手・一ノ瀬蓮を演じる高橋が、本作の魅力や自身もときめいたおすすめシーンなどを語ってくれた。

連続ドラマW-30『ストロボ・エッジ Season1』(C)WOWOW
-本作のご出演が決まったときの率直な心境を教えてください。
福本 「ストロボ・エッジ」は学生時代から愛読していた大好きな作品で、原点にして頂点の青春漫画なので、まさか自分がヒロインの仁菜子を演じると思っていなかったので驚きました。
高橋 僕も出演すると聞いたときは、すごくうれしかったですし、一ノ瀬蓮の下の名前が一文字でカッコいいなと思いました。僕の憧れている先輩がKing & Princeの永瀬廉くんで、名前が蓮(廉)つながりでうれしかったですし、「ストロボ・エッジ」の原作は以前から読ませていただいたので、あの役を自分がやるんだ! という気持ちになりました。
-ピュアで真っすぐな性格の仁菜子と、クールに見えて優しい蓮の魅力を出すために、それぞれが演じるうえで意識されたことを教えてください。
福本 仁菜子は蓮くんと出会って恋というものを知って、自分が知らない感情に出会って成長していく姿が丁寧に描かれていくので、そういう仁菜子の一つ一つの感情を大切に演じました。
高橋 蓮は口数が多いキャラクターではないので、一つひとつの表情を試行錯誤しながら演じました。仁菜子だけに見せるふとした表情は、周りに見せる顔とはまた違っていいギャップになるのかなと思いましたし、男友達といるときの男子高校生らしい自然な笑顔など、いろいろな笑顔や表情を考えて演じるのは難しくもあり楽しかったです。

連続ドラマW-30『ストロボ・エッジ Season1』(C)WOWOW
-お2人は和やかな雰囲気ですが、撮影時に打ち解けるのも早かったのでしょうか。
高橋 僕も福本さんも関西人なので、最初から打ち解けることができました。同級生役の山下幸輝くんも小坂菜緒さんも関西の方で、関西人が多い現場だったので、お互いに「関西弁をしゃべっとる!」みたいな指摘をし合ったりしていましたね。
福本 高橋さんとは初共演だったので最初は敬語で話していたのですが、話してみると地元が一緒ということもあって話しやすくて。高橋さんは現場でたまにボケたりしていました(笑)。
-劇中で青春らしいシーンが多く描かれますが、お2人のおすすめのシーンを教えてください。
福本 学校の図書館で仁菜子と蓮が2人きりで勉強を教え合うシーンが好きです。仁菜子は恋心を隠して友達でいようと思っているのですが、蓮くんが「分からないの?」と言って距離が近くなるシーンがあって。そのシーンは照明が綺麗で、タイトルの「ストロボ・エッジ」にあるように初恋の鮮明な恋心を照明(ストロボ)で表現していて、本当に神秘的な空間になっています。
高橋 蓮が電車の中でわざと寝たふりをして寝過ごしてしまったように装うシーンがあるのですが、蓮のあざとくて、かわいらしい行動が青春っぽくて僕も楽しんで演じていました。僕はリアルでは、あざといことは絶対にできない人で、電車のシーンのようなときも普通に起きて話したいタイプなので、蓮のようなあざとかわいいことをしてみたかったです。
-こんな青春を体験してみたかったと思う憧れの青春シチュエーションがあれば教えてください。
福本 私は女子校出身で、バレンタインデーもドキドキすることなく終わっていましたし、体育祭も学年対抗ですごい熱量でやっていたので、共学のドキドキした恋愛にすごく憧れます。体育祭で見る好きな人の一生懸命な姿ってカッコいいと思いながら応援したり、キャーッと言ってみたかったです。
高橋 駅のホームで好きな人とばったり会って隣に座るみたいなシチュエーションはいいなと思います。僕の学生時代は電車が来たら、ただ乗るだけだったので、そういう思い出はないな…。そこでドラマが生まれる側の人生も送ってみたかったです。
-「ストロボ・エッジ」で描かれている年代、ご自身の学生時代はどんな生徒でしたか。
福本 関西の女子高に通っていたので、自然とボケとツッコミがいて、私はどちらかというとツッコミでした。中学時代はサッカー部に入っていたので、サッカーを活発にしていましたし、ピアノも習っていたので合唱祭でピアノの伴奏をしたり、学校の行事には積極的に参加するタイプでした。
高橋 高校時代はめちゃくちゃ普通でした。友達に誘われたら何でもするけれど自分からは動かないタイプで、できるだけ目立ちたくない、後ろにいたいタイプでした。
-作品を楽しみにしている方に見どころやメッセージをお願いします。
福本 原作の名ぜりふや名シーンが盛りだくさんで、照明を含めた映像がすごく綺麗です。仁菜子と蓮が季節の匂いを感じるシーンがあるのですが、匂いも映像から伝わってくるような作品になっています。
高橋 キャスト・スタッフさん、みんなで頑張って素晴らしい作品ができたと思います。原作の名シーンはもちろん、原作の世界観をそのままに新しい「ストロボ・エッジ」として、この連続ドラマが皆さんに広まっていけばうれしいです。

連続ドラマW-30『ストロボ・エッジ Season1』(C)WOWOW
(取材・文/小宮山あきの)




 
                 
                 
                 
                 
                 
                





