「明日はもっと、いい日になる」不法滞在者の母と子の姿に「問題は複雑」 「風間俊介の井戸端会議のシーンは吹き出した」
福原遥が主演するドラマ「明日はもっと、いい日になる」(フジテレビ系)の第6話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)
一時保護所の子どもたちの給食時間を見守っていた夏井翼(福原)は、安西叶夢(千葉惣二朗)と奏夢(小時田咲空)から「ママにあげて」と言われて1枚の画用紙を手渡される。それは、叶夢と奏夢、そして母親の夢乃(尾碕真花)が3人で楽しそうにしている家族の絵だった。
その夜、蔵田総介(林遣都)と共に当直だった翼のもとに、浦ヶ崎署の猪俣健一(佐々木道成)から身柄付き通告を頼みたいとの連絡が入る。近隣の小学校から、その小学校の児童ではない男の子(谷利春瑠)が忍び込んだという通報があったというのだ。
その男の子は、蔵田が自己紹介すると「一ノ瀬愁! 7歳」と答えて笑顔を見せたが、両親のことや自宅の住所を尋ねても「知らない」と答えるだけ。蔵田は、住基ネットで愁の名前を検索してもヒットしなかったことから、近隣の市にも問い合わせることに。
あくる朝、別の市から愁に関する情報が1件送られてくる。蜂村太一(風間俊介)は、当直明けの翼たちに代わって該当するマンションを訪ねたが、留守中だった。近所の人の話では、半年ほど前には母親と男の子が暮らしていたという。
蔵田たちは、経済的な理由やDVからの避難などさまざまな理由で住民票の住所から離れて各地を転々とすることで、どこに住んでいるか分からなくなってしまった“消えた子ども”=居住不明児童ではないかと推察するが…。
放送終了後、SNS上には、「今回も温かい気持ちになれた」「親子の縁は切っても切れない。家族愛がよかった」「風間俊介さんの井戸端会議のシーンが似合い過ぎていて吹き出した」「児童相談所の理想が描かれていると思うが、実際は1人の子どもに掛けられる時間はドラマの様にはいかないだろう」などの感想が投稿された。
また今回は、不法滞在する外国人の母親と居住不明児童について描かれたことから、「不法滞在者とその子どもの話は、感動的ではあるけれど、問題はもっと複雑だ」「不法滞在者を美化してはいけない。外国人のシンママが子どもとまた生活できるようになったのはよかった」といった声も寄せられた。

(C)フジテレビ
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