奈良県予選の決勝でＪＦＬの飛鳥ＦＣを２―０で退け、４年連続の本戦出場権を獲得した。

　一昨年にＪ３リーグに昇格し、初年度から５位と好成績を残すも、昨年は一時降格圏まで順位を下げ、監督交代を経て立て直しを図り１７位で残留を果たした。「この悔しさを忘れないようにしよう」と心に刻んだ昨季の主力選手の大半が残り、さらに県予選決勝で２得点を挙げたＭＦ田村翔太をはじめ力強い新戦力も加入。今季リーグ戦では１２節終了時点で７位と好調で、１分間に２得点を挙げた試合もあるなど、爆発力も期待できる。

　中田一三監督は「県の代表としてのプライドを持って、また予選で戦った相手にもプライドを持ってもらえるような戦い方をしたい」と意気込む。

（奈良新聞）