
ヴィアティン三重(3年連続5回目)

三重県予選決勝は、東海社会人リーグ1部の昨季王者を4-0で下し、3年連続5回目の出場権を獲得した。2017年から日本フットボールリーグ(JFL)で戦い、昨季は5位。
決勝では戦術的な守備で相手を無失点に押さえ込み、バリエーションのある攻撃を展開した。ゲームキャプテンのMF町田蘭次郎選手はロングスローから頭で合わせて先制。DF池田直樹選手は流れからゴールを決め、今春けがから復帰したFW大竹将吾選手は途中出場で2点を追加した。間瀬秀一監督は「点を取るだけがサッカーの戦術ではない。ゲームを優位に進めるための攻撃という点で今後も積み上げていきたい」と飛躍を誓う。町田選手は「全員の力で勝ってきた。天皇杯では気持ちの入ったプレーを見せたい」と意気込んだ。
初戦の相手は山梨県代表の山梨学院大PEGASUS。突破すれば、J1に所属するガンバ大阪との対戦が控えている。
(中日新聞)