北海道代表決定戦決勝では、社会人の北海道リーグの昨年王者、北海道十勝スカイアースを２－１で下し出場権を獲得。運営会社社長で、今季は自ら指揮をとる矢野哲也監督は｢監督経験のない僕に選手たちが協力してくれて、いいチームになってきた｣と話す。個々の技術が高く、結束力のあるチームだ。

　強みは新加入のＭＦ宮原輝のキック精度を生かしたセットプレーだ。決勝では１ゴール１アシストと活躍。Ｊクラブに在籍していたＤＦ浜大耀やＭＦ本塚聖也ら、技術と経験を兼ね備えた選手がチームを引っ張る。

　矢野監督は、日本フットボールリーグ（ＪＦＬ）入りを目指し、選手個々のプレー強度を高めてチームづくりを進めている。初戦の相手は青森県代表でＪＦＬのラインメール青森。矢野監督は｢一戦一戦、勝負にこだわって勝ちにいく｣と意気込む。

（北海道新聞）