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新藤兼人 私の十本
新藤兼人 私の十本 老いても転がる石のように
立花 珠樹(著) 
新藤 兼人 
本体価格:1,600円+税
判型:4月6日判/ページ数:348
刊行年月:2011年7月
ISBN:978-4-7641-0633-8
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内容紹介

99歳を迎えた日本映画界を代表する新藤兼人監督が、全監督作品から自ら10本を選び、その作品への深い意義。さらに人生における逸話や秘話を生々しく語った貴重な記録。全編を通じて、人生でいくつもの決定的な危機を乗り越えてきた新藤監督の、挫けず、前に進み続ける自己肯定力と、庶民の生命力に対する賛歌が脈々と流れ、東日本大震災後の苦しい状況にある日本人への貴重なメッセージとなっている。
◆私の十本◆愛妻物語/原爆の子/裸の島/人間/鬼婆/裸の十九歳/ある映画監督の生涯/落葉樹/午後の遺言状/一枚のハガキ

著者略歴

立花 珠樹(タチバナ タマキ) 共同通信社編集委員。1949年、北九州市生まれ。一橋大卒。74年共同通信社に入社。ニューヨーク支局などを経て、90年代から文化部記者として映画を担当する。著書に『「あのころ」の日本映画がみたい!』(彩流社)、『ニューヨーク人生横丁 光の海の街から』(共同通信社)。
新藤 兼人(シンドウ カネト) 1912年(明治45)年4月22日、広島県石内村(現広島市佐伯区五日市町)生まれ。34年新興キネマ撮影所に入社。50年、吉村公三郎監督らと独立プロ「近代映画協会」を設立した。61年『裸の島』でモスクワ国際映画祭グランプリ受賞。78年に女優の乙羽信子さんと結婚。2002年文化勲章受章。監督作品は49本、映画化されたシナリオだけで250本を超える。