KK KYODO NEWS SITE

ニュースサイト
コーポレートサイト
search icon
search icon
大震災 欲と仁義
大震災 欲と仁義
荻野アンナとゲリラ隊(著) 
本体価格:743円+税
判型:4月6日判/ページ数:250
刊行年月:2011年6月
ISBN:978-4-7641-0630-7
購入サイト
購入サイト

内容紹介

「避難所は日本の縮図だ!」気仙沼高校で避難所生活を送る人々の姿を中心に、著者の実体験に基づく視点で生々しく描く震災地ルポ。自らも多くを失いながら、周囲を気遣い、人間らしい生活を組み立てようとする被災者たち、それを応援しようとする支援者、炊き出しの全てを被災者のために提供し、自分たちはレトルト食をとる自衛隊。だがなかなかかみ合わない行政と被災者ニーズのギャップや、避難所生活での不思議など、長期化する集団生活の中での人間模様。そこに見えてきたものとは・・・。大震災と避難所の真実の姿を、自ら撮影したスナップ、イラストなど交えながら伝える。

【講演会は終了しました】
東京・八重洲ブックセンターで刊行記念特別講演会開催
言葉でボランティア~体当たり仙台・石巻・気仙沼!
大メディアが伝えきれない等身大の震災レポート
2011年7月16日(土)14時~(開場は13時30分)
八重洲ブックセンター8階ギャラリー
※定員50人、参加費無料

著者略歴

荻野アンナとゲリラ隊(オギノアンナトゲリラタイ) 1956年、横浜生まれ。1991年『背負い水』(文藝春秋)で第105回芥川賞、2001年『ホラ吹きアンリの冒険』(文藝春秋)で読売文学賞、2008年『蟹と彼と私』で第19回伊藤整文学賞を受賞。近著は『殴る女』(集英社)。現在、慶應義塾大学文学部仏文科教授。