関西発の“新しい演劇エンターテインメント”を発信する NELKE WEST PROJECT vol.1「少年探偵団 空気男事件」上演決定
ネルケプランニングが「関西から“新しい演劇エンターテインメント”を創造する」ことを目的に2023年に立ち上げたプロジェクト「NELKE WEST PROJECT」。より多くの人に「演劇」の楽しみを届けるべく、“関西で創る”ことにこだわり、関西出身キャストやスタッフを中心に、地域で愛される劇場などで上演を予定している。
その第1弾として、江戸川乱歩の『透明怪人』を原作とした演劇、NELKE WEST PROJECT vol.1「少年探偵団 空気男事件」を11月15日(土)から大阪で上演することが決定した。
本公演の原作は、1951(昭和26)年に連載された江戸川乱歩の少年向け推理小説シリーズの7作目として発表された『透明怪人』。脚色・演出は、江戸川乱歩作品の舞台化を多数手がける石井幸一が務める。
本公演には、オーディションで選抜された関西出身の役者を中心とした才気あふれる10人が出演。 最年少のキャストは、関西発の10人組演劇ユニット「神戸セーラーボーイズ」のメンバーとして活動する16歳の田中幸真。また、2011年の舞台「少年探偵団」出演以来、久々に少年探偵団の一員に名を連ねるのが平井浩基。そして、名探偵“明智小五郎”には関西を拠点に活動する「劇団Patch」のメンバーでもある竹下健人が挑む。そのほか、唄陸斗、小野陽希、下松谷嘉音、髙橋真佳把、加藤詩音、小山栄華、和田雄太郎が出演。
公演に向けて、明智小五郎役の竹下は「名探偵の中の名探偵ともいえる人物の役にプレッシャーはありますが、竹下健人にしかできない明智小五郎を届けられたらいいなと思っています。関西人の根っこにある人情をぶつけあって、みんなで熱い稽古場にしたいです。見に来てくださる方が、この作品に触れて、またいろいろな演劇を見に行こうと思えるきっかけになればうれしいです」と意気込みを語った。
公演は11月15日(土)~11月24日(月・休)まで大阪・近鉄アート館。本日9月22日(月)17時からチケット最速先行受付(抽選)開始。一般発売は10月26日(日)10時。
詳細は、公演公式サイトから。

(左から)明智小五郎役の竹下健人、小林少年役の田中幸真、羽柴少年役の平井浩基