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全日本学童軟式野球の1回戦 庄野シリウス(三重)が大勝

 小学生野球の高円宮賜杯第45回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメントは13日、ハードオフ新潟などで1回戦が行われ、初出場の庄野シリウス(三重)が17-7と峰栄スピリッツ(山形)に大勝した。富谷ストロングスポーツ少年団(宮城)は7-0で古高松南ビクトリーズ(香川)に快勝。6年ぶり3度目の優勝を目指す多賀少年野球クラブ(滋賀)は8-5で甲斐JBC(山梨)を下した。

 決勝は18日に開催される。

【8月13日:ハードオフ新潟で行われた各試合のリポート】

▽富谷ストロングスポーツ少年団(宮城)7-0 古高松南ビクトリーズ(香川)

越前が無安打投球

 富谷ストロングスポーツ少年団の越前貴仁が無安打投球で勝利に貢献した。球数制限の70球に達して四回2死で降板したが、丁寧な投球が光った。

 「立ち上がりの場面、緊張であまりコントールできなかった」と試合後コメントで振り返ったように、一回に死球を与えたが、三直併殺で切り抜けた。これで落ち着き、二回以降は「守備に任せて打たせて取った」と持ち味が出た。先頭打者を歩かせた四回も二ゴロ併殺に打ち取った。「本来の出来ではなかった」と反省しながら「次は楽にいける」と意気込みを語った。

 長谷川信隆監督は「普段はあまり緊張しない子だが、やっぱり大舞台ということ」と初陣で快勝を収めほっとした表情だった。(鈴木成真)

力投する富谷ストロングスポーツ少年団の越前(13日、ハードオフ新潟=竹田颯汰)

 

▽庄野シリウス(三重)  17ー7  峰栄スピリッツ(山形)

「選手宣誓の方が緊張した」

 初出場の庄野シリウスが逆転勝利を収めた。2点を追う三回に15得点。長打に加え、積極的な走塁も効果的だった。林貴俊監督は「反省点はない」と狙い通りの一戦を振り返った。対戦相手の情報は全くなしで大会に臨んでいるという。「われわれの野球ができた。とにかく一戦一戦」と強調した。

 開会式で選手宣誓を務めた主将の横水英成は「選手宣誓の方が緊張した。初めての舞台で楽しんで野球ができた」と余裕があった。「この瞬間をなによりも楽しむことを誓います」と宣誓した通り、ベンチにはフレッシュな勢いがあった。「次も楽しんで絶対に勝つ」と力強く話した。(荒木慎之介)。

三回に適時二塁打を放ってポーズをとる庄野シリウスの横水(13日、ハードオフ新潟=松﨑航大)

  • 三回に15得点の猛攻を見せた庄野シリウス(13日、ハードオフ新潟=松﨑航大)

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