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全国100カ所以上に広がる「オモロー授業発表会」の書籍を刊行 教員と地域をつなぐ実践発表・対話型イベントの全貌を紹介

 “市民の力で日本の教育を楽しく変えよう”というコンセプトのもと、全国100カ所以上で開催されている教員と市民による実践発表&対話型イベント「オモロー授業発表会」。その立ち上げの経緯や全国各地のイベントで登壇した先生たちによる実際の授業実践を収録した初書籍『オモロー授業発表会 みんなでつくる「公教育ムーブメント」』 (学事出版・東京)が、8月12日(火)に刊行される。

 「オモロー授業発表会」は、ユニークな授業実践を教員が持ち寄って発表し、地域の人たちと自由に教育を語り合うイベント。教育ドキュメンタリー映画『夢みる小学校』を見たワンピース(兵庫県加古川市)代表取締役会長の久本和明氏が、「教育の本丸は公立学校である」「地域の小中学校にも、必ず夢見る先生たちがいるはずだ」という思いから、2023年に立ち上げた。現在、北海道から沖縄まで全国100カ所を超えて自主開催されている。これまで開催した8割以上の会が各地教育委員会の後援を受け、8月23日に名古屋で開催する初の全国大会は、文部科学省からの後援も受けているという。

 その「オモロー授業発表会」の全てが分かる、初のガイドブック。第1部では、発起人の立ち上げまでの経緯や思い、なぜ市民が主役なのか、現場の先生にどんな影響があるかなどを詳しく解説。第2部では、全国発表会の登壇者の中から選ばれた先生たちが、発表会さながらに教育について熱く執筆している。発表の合間にある対話の時間「わっかトーク」を本の中に再現し、教育に関する「問い」のページが設けられているので、一人で本を読みながら、教育対話に参加することができる。四六判・128ページ、税込み1760円。

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