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トリフォニーホール・ジュニア・オーケストラ 2026年度から和田一樹氏が音楽監督就任

創立20年を迎え、新たな節目に更に勢いのあるオーケストラへ

 公益財団法人墨田区文化振興財団が運営する「トリフォニーホール・ジュニア・オーケストラ」では、2026年4月1日から指揮者の和田一樹氏を音楽監督に迎えることを発表いたします。

 和田一樹氏はこれまで当団と2度の共演で、子どもたちを名演奏へと導きました。3度目の共演となる2026年3月22日《第39回演奏会》は、監督就任目前の記念的な公演となります。

 創立20年を迎え、本拠地すみだトリフォニーホールでの定期公演や、地域に根差した外部活動も活発に行い、更に発展を続ける当団と、和田一樹氏がともに奏でる音楽にご期待ください。

 

                     ©K.Miura

和田一樹氏よりメッセージ

 この度、トリフォニーホール・ジュニア・オーケストラの音楽監督に就任いたします、和田一樹です。これから未来を担う若者たちと共に、音楽を創り上げていけることを、心から嬉しく思います。

音楽は、単なる「演奏技術」だけではなく、人と人を結びつけ、心を震わせる“生きたエネルギー”です。その力を信じ、ひとりひとりの中に眠る可能性を引き出しながら、音を通じて「自分らしく生きることの歓び」を見つけてもらいたい――そう願っています。

 私にとって、すみだトリフォニーホールはとても特別な場所であります。ホール、そして新日本フィルとも多岐に渡り演奏会を共にしてきました。今までも、そしてこれからも、信頼できるスタッフの方々、そして新日本フィル講師陣の皆さまと共に、新しい音の物語を紡ぎ出せるよう精進して参ります。

 これからのジュニアの音楽が、世界に希望と感動を届ける原動力となるよう、全身全霊で向き合ってまいります。

 

団長 山本 亨 墨田区長よりご挨拶

 日頃より、トリフォニーホール・ジュニア・オーケストラへの温かいご支援・ご愛顧を賜り、ありがとうございます。

 今年創立20周年を迎えた当団へ、新たな音楽監督として和田一樹さんをお迎えできることを大変嬉しく思っております。和田一樹さんは当団や、すみだトリフォニーホールを拠点とする新日本フィルハーモニー交響楽団でも共演を重ね、子どもたちや楽団員のみなさんから厚い信頼を寄せられています。前任の松尾葉子創立名誉指揮者のあとを継ぎ、今後ますますジュニアの活動を充実させてくださることを期待しています。

 墨田区の「音楽都市づくり」構想推進の一翼を担う当団の子どもたちが、和田一樹さんのもとで心から音楽を楽しみ、多くのみなさんに感動をお届けできるよう成長していくことを心から願っています。

 

 


       
             ©RINZO

和田一樹[指揮者]

東京都中野区出身。

2011年ブラジルロンドリーナ音楽祭優秀賞受賞、2015年第6回ブカレスト国際指揮者コンクール準優勝。2017年ヤシ・モルドヴァ・フィルハーモニー管弦楽団を指揮し、ヨーロッパデビュー。オーケストラと聴衆から熱狂的に支持され、楽団の総監督より「最年少最優秀客演指揮者」の称号を受けて以降、毎シーズンの客演を続けている。

ドラマ「のだめカンタービレ」、映画「マエストロ!」等で指揮指導を担当。

これまでに、東京都交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、パシフィックフィルハーモニア東京、東京佼成ウインドオーケストラ、群馬交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、京都市交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ、広島交響楽団、九州交響楽団、ロンドリーナフェスティバルオーケストラ、ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団、ヤシ・モルドヴァ・フィルハーモニー管弦楽団などと共演、国内外で指揮活動を展開している。

2026年4月1日よりトリフォニーホール・ジュニア・オーケストラ音楽監督就任。

    

                         ©K.Miura

トリフォニーホール・ジュニア・オーケストラ

2005年10月に弦楽オーケストラとして創立し、2006年2月に第1回演奏会を開催。その後2006年9月から管打楽器も含めたフルオーケストラとして活動を開始し、すみだトリフォニーホールが開館10周年を迎えた2007年3月にトリフォニーホール・ジュニア・オーケストラとして最初の演奏会を開催した。

初代音楽監督は松尾葉子(現 創立名誉指揮者)、2026年4月より第2代音楽監督として和田一樹が就任する。

当ホールを本拠地とする新日本フィルハーモニー交響楽団の楽団員から指導を受け、技術力・表現力を養っている。

現在、小学4年生から高校3年生の約80名が在籍し、年2回の演奏会および地域での演奏活動などを展開している。2025年に創立20周年を迎え、累計在籍者数は500名を超える。

 

 

今後の演奏会

○2026年3月22日(日)15:00開演 《第39回演奏会》

会場:すみだトリフォニーホール大ホール

曲目:外山雄三/管弦楽のためのラプソディー

バーンスタイン/シンフォニック・ダンス

ドヴォルザーク/交響曲第9番 ホ短調 「新世界より」

出演:和田一樹[指揮]トリフォニーホール・ジュニア・オーケストラ

料金:全席指定 一般2,000円 高校生以下無料(要座席券)※未就学児入場不可

チケット一般発売日:11月30日(日)10:00

 

○2026年8月9日(日)15:00開演

音楽監督就任披露演奏会《夏休みオーケストラ・コンサート(第40回演奏会)》

 

 

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