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“遠隔監視”が被災現場を支える farmo の水位センサーが能登で活躍

北陸農政局より感謝状を受賞


報道関係者各位

2025年8月7日
株式会社farmo

        

遠隔監視”が被災現場を支える farmoの水位センサーが能登で活躍
~ 北陸農政局より感謝状を受賞 ~

     

IoTで農業課題に取り組む株式会社farmo(本社:栃木県宇都宮市、代表取締役:永井洋志/以下当社)は、2024年に発生した能登半島地震において、被災した農業用ため池の安全管理と二次被害防止に貢献した取り組みが評価され、北陸農政局より感謝状を受賞いたしました。

 

 

感謝状授与の背景
能登半島地震により、地域の貴重な用水源である農業用ため池の堤体にひび割れ等が発生しました。

特に防災上重要なため池については水位を低く管理しなければなりませんでしたが、発災当時はため池までの道路が寸断され、また対応できる人手も限られるなど、常時の管理・観測が困難な状況にありました。

そのような中、ため池の水位を遠隔で把握できる仕組みを導入することで、地震後の不安定な現場条件のなか「必要な時だけ現場に赴く」効率的な管理が可能になると考えられました。

そこで導入されたのが、当社の水位センサー「アクアモニター」です。

本製品は安価かつ月額利用料が不要という点と、現場に赴くことなく、リアルタイムで安全に水位を確認できる点が高く評価され、短期間で複数箇所への導入が実現しました。

 

■アクアモニターについて

アクアモニターは、クラウドを活用した農業用水位の遠隔監視システムです。現場に設置されたセンサーがリアルタイムで水位情報を取得し、スマートフォンやPCでいつでも確認可能です。携帯電波の届かないような地域でも活用できるのが特長です。

 

■農業用ため池の被災状況

 図にもある通り、近年の自然災害による農業用ため池の被害は、平成16年の新潟中越地震と10回にわたる台風の上陸や平成23年東日本大震災による被害が顕著となっています。(※1)

南海トラフ地震をはじめとする、様々な災害が懸念されている昨今、災害対策は急務となっています。

 

 

※1 農林水産省、農業用ため池の被災、

https://www.maff.go.jp/j/nousin/bousai/bousai_saigai/b_tameike/hisai.html (2025年8月5日参照)

 

■ 今後の展望

farmoでは今回の経験を活かし、全国各地の農業インフラにおける災害時の安全管理支援をさらに強化してまいります。また、スマート農業の力で、防災・減災への貢献を拡大していく所存です。

 

■会社概要

代表者:代表取締役 永井 洋志
本社所在地:栃木県宇都宮市上欠町 866-1
設立:2005年11月1日
資本金:1億円(資本準備金:2億4160万円)
経営理念:「知恵と技術と心で人を幸せにする企業」
地域や人々のため、常識にとらわれず考え抜く知恵と、能力を高め価値を創造する技術と、困っている人たちを救おうとする強い心で人を幸せにする企業を目指します。
主な事業内容:農業用 IoT 製品・サービスの開発・販売

HPhttps://farmo.co.jp/

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