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増田貴久、NEWS衣装のこだわりは「そのシーンを覚える一つのアイテムになる」こと 「ファッションフリークショー」ではアンバサダー就任【インタビュー】

-今後、挑戦してみたいファッションはありますか。

 着たことがない服がない気がする(笑)。本気で甲冑(かっちゅう)を研究している方に甲冑を着せてもらったこともあるし、忍者のような衣装も作ったこともあるし、着物ももちろんある。だから、何だろう(笑)?

 …質問の意図とはずれてしまいますが、僕は本当に服が好きで、自宅も服置き場に僕が住んでいるというくらい服がたくさんあるんですよ。しかも、それは今後もきっと増え続けていきます。なので、今後、やってみたいことは、クローゼットを開けたら1つのコーディネートの服しかかかっていないという状態を保つこと。同じ色のTシャツが何枚かと同じ色の上着が3個くらいとパンツも同じものが2、3本置いてあるだけ。それは、楽だからそうしているのではなく、すごくこだわり抜いて選んだものというのが理想ではあります。ただ、僕は基本的に服を捨てないですし、断捨離もほぼしないんです。僕よりもこの服を着てくれるだろうという人に出会ったらあげることはありますが、基本的には買ったものは捨てることなく持っているので、一生その生活はできないだろうと思います(苦笑)。

-私服のこだわりはありますか。

 小学校4、5年生のときに母親からもらったChampionの大きなトレーナーがあったんですが、そのサイズ感に衝撃を受けて、それ以来、オーバーサイズに目覚めたんですよ。母親が着古した古着だったんですが、着るとビッグサイズなのに丈は短くて。友達からは「サイズ間違っていない?」と言われながらも気に入ってずっと着ていました。今は、どのブランドでもオーバーサイズの服を販売していますが、当時はどこにもなかったんです。それからはピタピタのファッションがメンズで流行ってもダボダボの服を着ていましたし、今でも普段はダボっとしたファッションが多いです。とはいえ、たまにはスーツも着ますし、ピッタリしたTシャツを着ることもありますから、オーバーサイズじゃなくては嫌だということもないんです。トキめいたもので、サイズが合えば特に嫌だということもないので、強いこだわりはあまりないのかもしれません。

-先ほど買った服は捨てないとおっしゃっていましたが、そうするとその捨てなかった服を何年か後にまた着たりもするんですか。

 そうです。買ってすぐに毎日着るというタイプではないので、買ったら自分のコレクションの中に入れておくという感じです。昔、買ったブランドの服とそのブランドの新作を合わせたり、家の中で一人でファッションショーをして組み合わせて着ています。このブランドとこのブランドはルーツが同じだから組み合わせても問題ないとか、勝手に自分の中でルールを決めてスタイリングして楽しんでいます(笑)。

-改めて、本作の公演を楽しみにされている方にメッセージをお願いします。

 今回、僕がこのアンバサダーに就任させていただくことが発表された後から、周りのスタイリストさんや洋服好きの友人、舞台好きな人といった、いわゆるオシャレ感度が高い人たちから「また来るんだ!? 絶対に行く。初演も本当に楽しかった」という声をたくさん聞きました。初演を見たという人がまた行こうと思っているというのは、すごいことだと思います。そうしたパワーを身をもって感じて、僕自身もより楽しみになりました。今回は、期間中に何度も見に行こうと思っています。ダンス・音楽・ファッションが融合した唯一無二のエンターテインメントショーです。ぜひ劇場で一緒に楽しみましょう。

(取材・文・写真/嶋田真己)

 ジャンポール・ゴルチエ「ファッションフリークショー」は、9月12日~28日に都内・東急シアターオーブ(ヒカリエ11階)で上演。

公式サイト https://fashionfreakshow.jp/

ジャンポール・ゴルチエ「ファッションフリークショー」

  • 増田貴久 (C)エンタメOVO

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