KK KYODO NEWS SITE

ニュースサイト
コーポレートサイト
search icon
search icon

岩崎愛奈プロデューサー「一緒に『生きるとは何か』を考えていただけたらうれしいです」日曜劇場『19番目のカルテ』【インタビュー】

 TBSでは毎週日曜夜9時から、松本潤主演の日曜劇場「19番目のカルテ」が放送中。富士屋カツヒトによる連載漫画「19番目のカルテ 徳重晃の問診」(ゼノンコミックス/コアミックス)を原作に、「コウノドリ」シリーズ(TBS系)の坪田文が脚本を手掛ける、19番目の新領域・総合診療医を描くヒューマン医療エンターテインメントだ。9月7日(日)に最終回を迎える本作は、多くの人の心に寄り添い続けてきた。ここまで作品と向き合ってきた岩崎愛奈プロデューサーに、制作の舞台裏と最終話への思いを語ってもらった。

(C)TBSスパークル/TBS(撮影:加藤春日)

-岩崎さんのもとにはどんな反響が届いていますか。

 「徳重晃先生のような先生に診てもらいたい」という声がたくさん届いています。真摯(しんし)に患者さんと向き合う医師像を、松本潤さんが丁寧なお芝居で作り上げてくださったおかげだと思っています。そして、ありがたいことに、同じ病気で大変な思いをされている方やそのご家族の方から「自分のことを描いてもらえたようでうれしい」「病気のことを知ってもらえてありがたい」「痛みや苦しみをリアルに表現してくれてうれしかった」といった声を多くいただいています。おこがましいかもしれませんが、このドラマが少しでも病気と戦っている方の力になれているのだとしたら、本当にうれしいです。

-そういった反響をドラマに生かした部分はありますか。

 撮影現場で松本さんのお芝居を見ていても「こんなお医者さんがいたら救われる方がいるだろうな」と思っていたので、その思いが届いてうれしかったです。松本さん演じる徳重先生の影響で、魚虎総合病院の先生たちや雰囲気は少しずつ変わってきましたが、それは徳重先生の真摯さや優しさが波及していったから。このドラマを見てくださった方にもその優しさが広がっていって、世界が今よりほんの少し優しくなったら…ということを大きな目標に掲げていたので、受け止めてくださった皆さんのおかげでその目標に少し近づけたのかなと感じています。皆さんから届いた声が私たちの力となって、これまで積み重ねてきたものに自信を持って取り組んでいます。

編集部からのお知らせ

新着情報

あわせて読みたい

「誰もが輝いて働く社会へ」の特集記事を読む