
映画・その他
岩下志麻という人生いつまでも輝く、妥協はしない
立花 珠樹(著)
内容紹介
銀幕最後の大女優へのロングインタビュー。「志麻ちゃん、人間は悲しいときに、悲しい顔をするんじゃないよ」。岩下志麻さんが、小津安二郎監督から演技の極意を授けられたのは、21歳のときだった。あれから50年。この本には、岩下志麻さんが初めて「素の自分」を明かし、自ら選んだ10本の主演映画を通して、半世紀を超す女優生活を振り返る。
岩下志麻年表、123作品目録付
◆私の十本◆
古都
秋刀魚の味
五瓣の椿
雪国
心中天網島
婉という女
はなれ瞽女おりん
鬼畜
鑓の権三
極道の妻たち
著者略歴
立花 珠樹(タチバナ タマキ)
共同通信社編集委員。1949年、北九州市生まれ。一橋大卒。74年共同通信社に入社。ニューヨーク支局などを経て、90年代から文化部記者として映画を担当する。著書に『「あのころ」の日本映画がみたい!』(彩流社)、『ニューヨーク人生横丁 光の海の街から』(共同通信社)『新藤兼人 私の十本 老いても転がる石のように』(共同通信社)がある。