阪神高速、橋脚の梁を撤去し再構築 大規模更新・修繕事業で老朽化対策に本腰

インフラの老朽化が問題視される中、阪神高速道路会社は、「高速道路リニューアルプロジェクト 大規模更新・修繕事業」を2015年度から実施しており、老朽対策に本腰を入れている。  

阪神高速は、総延長約249キロのうち約3割の構造物が開通から40年以上経過し、大型車の交通量も一般道の6倍と増えていることから、このプロジェクトで橋梁の架け替え、基礎や桁・床版の取り換えといった大規模更新と修繕を15年間で3685億円かけて整備する。  

これを受け、橋梁の架け替えがどのような工事なのかを説明する見学会が11月29日、西船場JCT・信濃橋渡り線(仮称)改築事業の工事現場で行なわれた。この工事は大阪港線(東行)と環状線(北行)を直接接続する渡り線を作るもので、これまで大きく迂回していた半周約5.5キロのロスが解消され、渋滞緩和につながる。  

この工事では、ASR(アルカリシリカ反応)によって生じたひび割れなどコンクリートの劣化が進んでいると判断された4基の橋脚の梁を取り換えるほか、鋼管集成橋脚を増設して耐震性を高める。信濃橋渡り線(仮称)は、2019年度の完成を予定している。


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