どんぶりパワー、卓球ニッポン支える

 ドイツのブレーメンで10月に行われた卓球のドイツ・オープンは、女子シングルスで伊藤美誠選手(スターツ)が準優勝、女子ダブルスも木原美悠、長崎美柚(エリートアカデミー)組が準優勝するなど日本勢が好結果を残した。同大会を協賛した全国農業協同組合連合会(JA全農)は、全農所属の石川佳純選手(2回戦敗退)ら日本代表の食事をサポート。「ニッポンの食」で選手の活躍を支えた。

 各国の選手が利用する大会会場のビュッフェでは、昼食用に丼とみそ汁、スープを提供。丼には全農のグループ会社であるJA全農インターナショナルが輸出した新潟県産コシヒカリと群馬県産上州和牛を使用。牛丼のほか豚みそ焼き丼やカツ丼など毎日2種、計100食分を準備し、各国代表が行列する人気メニューとなった。おにぎりは日本代表に連日60個を提供。選手は試合の合間や試合後のリカバリーのために頬張った。

 調理などではブレーメン市内の日本食レストラン「CAPTAINSUSHI(キャプテンすし)」が協力。全農は「食材がそろっても調理の場所、調理する人材を確保することが重要」(落合成年広報・調査部部長)と説明した。

 同大会開幕の前夜には全農は同店で、選手やスタッフ約30人を招き食事会を開いた。食事は新潟県産コシヒカリと群馬県産上州和牛を使用した和食ビッフェ方式。和牛ハンバーグや茶わん蒸し、フルーツなど多彩なメニューが振る舞われた。メロンは長崎県産マスクメロン、桃は青森県産津軽だ。

 石川選手は「日本産のお米が食べられることはなかなかない。和牛もおいしかった」と喜んだ。水谷隼選手(木下グループ)も「ツアー中に落ち着けるのは食事のときくらいなので、それが日本食なら助かります」と感謝。栄養面についても「欧州での食事は栄養が偏りがちになるが、今日のようにメニューをそろえてもらえると選択して食べられる」と評価した。

 全農は2009年から卓球日本代表を支援しているが、食事サポートは日本卓球協会からの要請を受け、今年から特に現地での取り組みを強化した。落合広報・調査部部長は「しっかりした食材を厳選して提供することが重要。今後もさまざまな形でサポートを続ける方針です」と話している。

 

(KyodoWeekly11月11日号から転載)

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