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低炭素コンクリートの生産を開始 會澤高圧コンクリート、ベンチャー企業の技術を導入

會澤高圧コンクリート 「札幌菊水工場CO₂タンクとアジテータ車」

 

 會澤高圧コンクリート(北海道苫小牧市)は、コンクリートの低炭素化の切り札といわれている、カナダのカーボンキュア・テクノロジーズの技術を導入した「カーボンキュアコンクリート」の提供を始めた。

 會澤高圧コンクリートは、2020年7月にカーボンキュア・テクノロジーズとライセンス契約を結び、札幌菊水工場(札幌市)の生コンプラントと、鵡川工場(むかわ町)の2次製品プラントへの低炭素コンクリート技術の導入を共同で進めてきた。二酸化炭素(CO2)貯蔵タンクや計量器など設備の実装と低酸素コンクリートの配合修正などを終えたことから、供給を開始した。

 この技術は、コンクリートの製造時に液化CO2を噴射して取り込み、ナノレベルの鉱物を生成させる。CO2の主要な排出源の一つとされるセメントの使用量を削減しながら、コンクリートと同等の強度を引き出すことができるという。

 カーボンキュア・テクノロジーズは2007年にカナダで設立されたベンチャー企業。米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏などの富豪が資金を拠出して実用化にこぎつけた。米国では広くインフラ整備などに利用されている。

 會澤高圧コンクリートによると、CO2の鉱物化技術を使って低炭素コンクリートを生産するのは、国内では初めてだという。

・詳細:https://www.carboncure.net/

 

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