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観測史上最古の“隠れ銀河”を発見 早大研究員や広島大助教らのチーム

早稲田大学 「アルマ望遠鏡とハッブル宇宙望遠鏡、欧州南天天文台VISTA望遠鏡で撮影した遠方銀河」

 

 札本佳伸・早稲田大理工学術院総合研究所次席研究員や稲見華恵・広島大宇宙科学センター助教らの国際研究チームはこのほど、宇宙でちりに深く埋もれた銀河を複数発見した、と発表した。発見した銀河の一つは、ちりに埋もれた銀河の中では観測史上最古となる131億年前のものという。発見は英国の科学誌「ネイチャー」に掲載された。

 アルマ望遠鏡の大規模探査による観測データの中から見つけた。今回の発見は、宇宙の歴史の初期にも数多くの銀河がちりに深く隠され、いまだ発見されないままになっていることを示している、という。宇宙の初期における銀河の形成と進化をより統一的に理解する上で「重要な発見」だとしている。

 札本研究員は「宇宙の初期に、ちりに埋もれて発見されていないような隠れた普通の銀河が存在するという予想外で偶然の発見に驚いた。今回見つかった銀河は、宇宙の非常に狭い領域から見つかったものであるため、氷山のほんの一角にすぎないと考えている。隠れた銀河がどれだけ宇宙の初期に存在するのかの研究はこれからの大きな課題だ」とコメントした。

 稲見助教は「ちりを大量に生産するにはある程度年を取った星が必要なのに、ビッグバン直後という宇宙の極初期で、何がきっかけでどのようにして短時間でちりが生み出されたのか、これから解き明かしていく。知り得ていないことが、この広大な宇宙にはまだまだあることを教えてくれる成果だ」と今後の研究に意欲を示した。

 

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