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交易都市スイヤブの謎解明に期待 帝京大教授の研究に振興会補助金

帝京大学 「シルクロードの国際交易都市スイヤブの成立と変遷-農耕都市空間と遊牧民世界の共存-」

 

 帝京大(東京都板橋区)はこのほど、山内和也同大教授らの研究「シルクロードの国際交易都市スイヤブの成立と変遷-農耕都市空間と遊牧民世界の共存―」が日本学術振興会の2021年度科学研究費補助金を受けることが決まった、と発表した。

 研究は、同大文化財研究所の山内和也教授が代表者を務め、学内外の幅広い分野の研究者が参加している。

 シルクロードのかつての国際交易都市スイヤブ(現在のアク・ベシム遺跡)はキルギス共和国北部に位置する。5世紀にイラン系ソグド人が植民・建設した。7世紀後半には唐の軍事拠点も近くにあった重要地域。交易を担った農耕都市定住民と遊牧民との交流関係、異なる宗教間の共存・対立、唐との関係などの実態の多くはまだ未解明だという。

 研究は、これらの解明を目指し、考古学や美術史学、建築史学、生物考古学、文化財科学、考古医科学、考古生体有機化学、地理学、民俗学、文献史学、宗教学の各研究者を結集。2011年以降の発掘調査成果に基づき、アク・ベシム遺跡をより体系的組織的に発掘する。先端科学も用いて遺跡の成立から衰退(10世紀頃)までの歴史や人の生活の詳細な復元に努め、アク・ベシム遺跡と周辺草原地域の歴史や人の営みの全貌を明らかにしていくという。

 

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