企業・商品ニュース
新商品、新サービスや企業情報を束ねたビジネスニュース

不妊治療用の解析ソフトに新機能を追加 大日本印刷、培養中の発育観察を全期間でフォロー

大日本印刷 「初期卵割・異常分割検出機能(培養1~3日目)」

 

 大日本印刷(DNP)は、同社などが開発した不妊治療用の解析ソフトウエアに、人工知能(AI)技術を活用した新たな画像解析機能を追加した、と発表した。新機能により、胚培養士(体外受精の操作を行う医療技術者)が行う受精卵(胚)の発育観察を全期間でフォローし、評価を支援することができるとしている。

 DNPは、2018年に医療関連機器を製造するアステック(福岡県)、不妊治療専門の浅田レディースクリニック(名古屋市)と共同で、体外受精させた受精卵(胚)の培養・観察システムの不妊治療用「次世代型タイムラプスインキュベーターシステム」を開発。全国の不妊治療クリニックで導入されているという。

 このシステムにより、これまでは捉えられていなかった受精卵の成長過程を画像で把握できるようになった一方、画像確認に多くの時間と新たなスキルが必要になるといった課題があったとしている。

 今回、従来ソフトの特徴だった受精卵培養の初期(培養1日目)における発育の重要なポイントである前核の数を検出する機能に、今回新たに三つの機能を追加。画像確認作業の負担を軽減することができ、受精卵の発育観察を全期間でフォローすることが可能になったという。

 新機能は①初期卵割・異常分割検出機能(培養1~3日目)②胚盤胞発生ランク機能(培養3~4日目)③胚盤胞評価機能(培養4日目以降)。①は初期の細胞分割「初期卵割」のタイミングを検出。②は培養初期の分割状況から、培養5~7日目に胚盤胞と呼ばれる状態にまで良好に成長するかどうか、期待ランクを4段階で推定。③は胚盤胞の世界的な形態評価基準「ガードナー分類」を参照して受精卵の特徴を解析し、評価を支援する―と説明している。

 DNPは今後、不妊治療用受精卵解析、細胞医薬分野の検査支援ソフトなどAI技術を活用した画像解析関連製品を展開していくとしている。

 

全国選抜小学生プログラミング大会
新型コロナ特集
スポーツ歴史の検証
スポーツ歴史の検証

K.K. Kyodo News Facebookページ

ニュース解説特集や映像レポート、エンタメ情報、各種イベント案内や開催報告などがご覧いただけます。

矢野経済研究所
ふるさと発見 新聞社の本
DRIVE & LOVE
11月11日はいただきますの日
野球知識検定
キャッチボールクラシック
このページのトップへ