福島県は、動画投稿サイト「ユーチューブ」の福島県公式チャンネルで「常磐(じょうばん)もの」といわれる海産物をPRする新しい動画を追加した。
「常磐もの」は、茨城県と福島県浜通り(太平洋岸地域)の沿岸海域で捕れる魚介類のことで、この地域は暖流の黒潮(日本海流)と寒流の親潮(千島海流)がぶつかるため、栄養豊かな水産物に恵まれているという。福島県いわき市に水揚げされる「いわき常磐もの」はブランド価値があるとして市場関係者から評価されているという。
・「常磐もの」;http://joban-mono.jp/
新作動画は、いわき市久之浜漁港に水揚げされるアナゴに焦点を当てた。「若者のチャレンジ」をテーマに、久之浜漁港を拠点に鮮魚店を営む阿部峻久(たかひさ)さんを主役にして「常磐もの」のアナゴを東京に売り込む様子を紹介している。
福島県広報課によると、ユーチューブの福島県公式チャンネルには、動画1701本を掲載、チャンネル登録数は1万2827人、動画再生回数は約3150万回の利用があるという(11月25日現在)。
・YouTube福島県公式チャンネル;https://www.youtube.com/user/PrefFukushima