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佐渡の「おけさ柿」栽培を遠隔指導 名人の栽培技術を映像マニュアル化

NTTドコモ 「スマートグラス」を活用した農業遠隔指導の実証実験イメージ

 

 NTTドコモ(東京都千代田区)はこのほど、眼鏡型ウェアラブル端末「スマートグラス」を活用して、新潟県佐渡島特産「おけさ柿」の栽培を遠隔指導する実証実験を始めた。現在活躍するおけさ柿づくり名人の「熟練の技」も3次元映像で記録する実験も併せて開始した。

 佐渡島は高齢化に伴う農家の減少で、次世代の担い手育成と栽培技術の伝承が大きな課題となっている。今回の実験では、遠隔栽培指導による作業の省力・効率化のほか、次世代への栽培技術伝承を目的に“名人技”を「立体映像」に記録し、誰もが学習できるよう、長年蓄積されてきた技術のマニュアル化を目指す。

 遠隔指導実験は新潟県佐渡市のJAファーム佐渡のほ場で実施。カメラやマイク、スピーカー内蔵の「スマートグラス」を装着した、ほ場の現地作業員が、遠隔地にいる技術指導員の指示を音声などで受信し、せん定といった作業を行う。技術指導員はスマートグラスのカメラが捉えた映像を見ることができ、的確な指示が可能だという。スマートグラスには「作業手順」を表示する機能もあり、現地作業員は作業しながら手順も確認できる、という。

 今回の実証実験は、農林水産省の「令和2年度スマート農業実証プロジェクト」公募で採択された。新潟県や地元農協なども参加している。実験期間は2022年3月まで。

 

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