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生鮮食品の鮮度を維持したまま輸送 DENBAと南日本運輸倉庫が業務提携、実証実験

DENBA×南日本運輸倉庫 「DENBA+システム」

 

 食品の鮮度保持装置の製造などを手掛けるDENBA(東京都千代田区)と、食品物流の南日本運輸倉庫(東京都中野区)は、鮮度を維持したまま国内外に生鮮食品を届ける物流手法「次世代コールドチェーン(低温物流)」について業務提携した、と発表した。

 次世代コールドチェーンは、生鮮食品を劣化させることなく、鮮度を維持したまま保管・輸送できる新しい物流手法。国産品の海外販路拡大に向けた物流としてのほか、素材を無駄にしないことからフードロスの解消や、積載効率向上に伴う二酸化炭素(CO2)削減といった面からも注目されている。

 提携には、生鮮食品を冷凍させることなくマイナス温度帯で保存することで、鮮度を維持するというDENBAの特許技術「DENBA+(デンバプラス)システム」を採用する。食品の水分を完全に凍結させないことが特徴で、水の分子を活性化させ商品ごとに最適な環境をつくり出すとしている。また、菌が発生しにくく、食品の細胞を壊すことなく凍結と解凍ができるといった利点もあるという。

 両社は、南日本運輸倉庫の佐野チルド・フローズン物流センター(栃木県佐野市)で、食肉から果物までさまざまな生鮮食品を使って最適な状態を分析する実証実験を行う。今後は合弁会社を設立し、生鮮食品に関する物流サービスの提供を始める計画だとしている。

 

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