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ウイルスの集団感染予防で共同研究講座を開設 大幸薬品と順天堂大、二酸化塩素の除菌効果を検証

 

 「正露丸」などの医薬品で知られる大幸薬品(大阪市)は、順天堂大(東京都文京区)と共同で、ウイルスなどによる集団感染予防に関する研究を行う共同研究講座を開設した、と発表した。

 講座は今年1月に順天堂大大学院医学研究科内に設置、同医学研究科の清水俊明教授(小児思春期発達・病態学)ら専門医師の指導を受け、2022年12月までの3年間、教育機関や医療機関で殺菌・除菌効果があるとされる「二酸化塩素」について臨床的に検証する。

 大幸薬品は「新型コロナウイルスの感染拡大と時期が重なったが、今回の臨床は新型コロナではなく、あくまでインフルエンザなどのウイルス感染についての検証」と説明している。

 二酸化塩素は、殺菌作用があるとして海外では水道水の除菌などに使用されており、日本でもさまざまな除菌グッズが市販されている。ウイルスに関する実験でも、低濃度の二酸化塩素ガスが、空気中の浮遊細菌やウイルスを2~3時間で99%以上除去できることが確認されているという。

日本の陸上自衛隊では、隣接する二つの官舎で、片方の建物だけに低濃度の二酸化塩素を発生させる除菌剤を設置したところ、設置した官舎を利用している自衛官らの方が、インフルエンザとみられる症状が少なかったという実験結果があるという。

 こうしたことから、居住空間で安全な濃度を長期間・持続的に発生させる特許技術を持つ大幸薬品が、集団感染が発生しやすい幼稚園や小学校などの協力を得て、除菌製品を使用した場合の欠席日数や学級閉鎖の発生数などを調べ、二酸化塩素の効果について検証する。また、未熟児や低体重児などを収容する新生児集中治療室(NICU)での感染症リスクが増加していることから、医療機関でも検証する方針だ。

 

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