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単語の組み合わせで認証、オルツが特許取得 AIが本人に代わって仕事、「なりすまし」排除

オルツ 「単語組合せ認証特許の実施例」

 

 パーソナル人工知能(AI)を開発しているオルツ(東京都港区)はこのほど「単語の組み合わせを用いた新しい個体認証手法」で特許を取得した、と発表した。

 パーソナル人工知能とは、個人の意思などさまざまなデータをクラウド上に蓄積させることで、クローンを作成し、実在の人間に代わってデータのやりとりなどを行ってくれるAIだ。

 クラウド上のクローンに指示を出す際には、本当に本人であるかどうかの認証が欠かせない。モノのインターネット(IoT)やウエアラブル端末といった技術が進み、音声を使ってパスワードを入力する場合、第三者に聞かれると「なりすまし」の被害が出るリスクがある。

 今回、開発された認証方法は、暗号サーバーが指定する二つか三つの単語がキーワードとなる。例えば「おはよう」「ひまわり」という関連のない単語が指定され、本人がその2語を発すれば、サーバーは本人と分かる。

 たとえ、そばにいる人に聞かれても、発語した瞬間に無効になり、サーバーから他の2語「犬」「ブラックホール」→「カレー」「地球」といったキーワードに次々と送られてくるため、第三者に盗まれるリスクはないという。

 オルツは2語でなく3語にするとセキュリティーが高まると指摘する。例えば小学国語辞典に掲載されている3万7千語の中から3語を組み合わせると約8兆通りになり、100万人の利用者が毎日10回使用しても枯渇するまで約2000年かかるため、他の利用者と同じ暗号を作成することはないと説明している。言語は日本語以外でも可能だという。

 また、自宅など他人に聞かれる心配がない場合は、一定程度、同じパスワードが有効になる設定をすることもできる。指示を出したのが本当に本人かどうか、スマートフォンなどに再確認を求める「2段階認証」をすることも可能だ。

 オルツは、今回の認証手法は実在の人間と、仮想のデジタル空間の人間を一致させるために考案したが、手法はパーソナル人工知能に限ったことではなく、家の鍵を開けるとか、コンサートの入場といったあらゆる認証にも応用できる技術だという。

 オルツの開発担当者は「将来的には、例えばアンケートなどを人間本人ではなく、クラウド上のクローンが回答すれば、従来は1万人のアンケートを100人が数日かけて行っていたものを一瞬で完了することができる」と話している。

 

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