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「袋井消防庁舎・袋井市防災センター」が完成 南海トラフ巨大地震に備え、4月から運用開始

静岡県袋井市 「袋井消防庁舎・袋井市防災センター」

 

 静岡県袋井市の消防防災の拠点となる「袋井消防庁舎・袋井市防災センター」が完成し、4月1日から業務を始める。

 地震発生時でも災害対策本部機能が確保できるよう、市の公共施設として初めて免震構造を採用した。本庁舎棟は地震時に最大90センチ、建物が水平に移動し、地震の揺れを吸収する構造になっている。

 敷地面積約8200平方メートルに4階建ての本庁舎のほか、車庫備蓄倉庫棟、総合訓練塔、消防訓練塔があり、本庁舎3階には常設の袋井市災害対策本部室を整備した。同じフロアに消防と消防団の災害対策本部があり、地震など災害時に連携を取りやすくしている。本庁舎屋上にはヘリポートを設置した。

 災害発生時は、他の自治体から応援部隊が来ることも想定し、ガソリン1万リットル、軽油1万リットルを備蓄。また、袋井市は海に近いことから、浸水に備え、非常用発電機は4階に設置した。

 3月16日からの仮運用に合わせ、市の危機管理課は市役所から、完成した防災センターに移動する。南海トラフ巨大地震について、政府の地震調査委員会は「30年以内に70~80%の確率で発生する」と指摘しており、袋井市はホームページなどで市民に備蓄品の確認や家具の固定などを呼び掛けている。

 

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