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パーキンソン病の進行を抑制する候補分子を発見 東北大大学院とプロトセラが特許出願

プロトセラ 東北大大学院と特許出願

 

 東北大学大学院の長谷川隆文准教授とプロトセラ(大阪市)は、歩行障害や震えなど運動機能に障害が起こるパーキンソン病などのレビー小体病の進行を抑制するための候補分子探索を共同で実施し、4月9日付で5分子を特許出願した、と発表した。

 レビー小体病は、実際にないものが見える幻視が特徴の認知症「レビー小体型認知症」が知られており、認知症の中では、アルツハイマー病に次いで症例が多い。パーキンソン病もレビー小体病の一つで、動作が遅くなったり、手足が震えたり、筋肉が固くなったりといった症状が現れる。

 レビー小体病は、脳の神経細胞に「α―シヌクレイン」というタンパク質を主成分とする「レビー小体」の固まりができ、運動を調節する神経細胞が減少することで起こるとされている。α―シヌクレインは、ストレスや遺伝子変異によって構造が変化し、固くなって線維化すると毒性を持つ。これが神経細胞の間を伝播することで病変が拡大する可能性が指摘されている。

 共同研究は、プロトセラの特許技術を使って、脳の組織から、線維化したα―シヌクレインと結合する膜タンパク質を探し、複数の候補分子を見つけ出した。

 今後は、線維化α―シヌクレインと受容体の結合を阻害することで伝播を防ぎ、病状の進行を抑制する新たな医薬品の開発を目指す、としている。研究の成果は5月25日、第60回日本神経学会学術大会(大阪市)で発表する。

 プロトセラはウシオ電機(東京都千代田区)の連結子会社。

 


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